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星田オステオパシー

「さよなら私」を読んだ!!!!

引き続き、現代の聖人・みうらじゅん氏の本を読みました。

軽い語り口から冗談とも本気とも取れるような・・・口からでまかせの様でいて、真理とも思えるような・・・とにかく最初の章「自分なくし」だけは本当に、ガツン!と来ます。

自分があり過ぎるのがこの世の苦の元・・・いや、まさしく。人生、もちろん大事なんだけど大事にしすぎて身動き取れなくなって元も子もなくなってるかも知れませんね・・・

後半の青少年に向けての話はまあ・・・いや、第一章は本当に良いっすよ!

ま、でもですね。氏のラジオを昔聞いてたのですが・・・とにかく若い頃から、考えまくって悩みまくって溢れるエネルギーの内攻に苦しんだみたいなんですよね(ずっと作りつづけていたオリジナルソング、特に初期のは本当に面白い)・・・そんだけの自分へのこだわりを経験したからこそ出てくる言葉であって、一番最初からこんな悟ったような考えを入れられてもなぁ・・とは思うかな。一度もお金持ちになったことが無い人が「人生お金じゃないよ」と言ってるのと同じで・・・まあ、結局しなくても良い苦労とかってのも無いんじゃないか、と。喜びも苦しみも味わい尽くさないと輪廻の輪からは外れること許さじ!という宇宙の大いなる意思があるのかも知れませんし・・・
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