毎日自分大好きで、過ごすために

徳島市蔵本町「婦人服のりら」
店主西野美代子です
 
小さな街の小さなお店の店主が伝える小さな
提案

ハンセン病の人が書いた本

2016年06月06日 13時50分39秒 | 飲食店

 昨日。読み終えた、ハンセン病の人が書いた本
 「私は一本の木」

 どうしても、少し紹介したくなった。

 まずは、驚いたのは、著者の宮崎かづゑさん。80歳
 過ぎたころから、文章を書き始めたという、ところ。
 一般に、「おばあさん」と呼ばれる歳で、書き始めて
 このような、立派な本が出来上がったことに
 驚きました。

 80歳というと、今、読んでくださっている方
 みなさん、お若いでしょ。
 わたしだって、ずっと、若い。まだまだ、何かやれる気が
 しますよ。


 「屈辱」

 ちらっと、眺めたら観光バスの窓という窓
 びっしり顔を押し付けて、私を眺めているではないか。
 私は、電動車の速度を少し上げようかと思った。

 時速4キロ、あまりにも遅い。停車して時速6キロに
 切り替えようかと思ったけれど、この人たちの前で
 ショーを演じるようなものではないかとという気がして
 突き出した棒のような2本の手を引っ込めることが
 できない。

 中略

 私の指の1本もない手を見てくださいと言わんばかりに
 前に突き出しているのだからほんとうにたまったものではない。
ほんとうに、悔しい。

 何十人乗っているのかわかないけれど、全員の見下ろす前で
 とろとろ、とろとろと前進する私の電動車。情けなかった。
じろじろ見放題、(速く、速く)心の中はそれだけ。


 二台の観光バスの人たちに眺めるだけ眺めさせて、やっと
 通り抜けることができ、ここまで来たら、大丈夫というところ
 まで来たら車を停めて、はあはあ、はあはあと、何回も大きく
 あえいだ。


 張り裂けんばかりのいまの屈辱。私は懐からピンポン玉くらいの
 爆発物を取り出して地面に叩き付けたかった。自動車を破壊するのでは
 ない。私も傷つくのではない。

 そうではないけれども、心のやり場がなかったから。たっぷりと
 眺めることができて、さぞやあのひとたちは愛生園見学に来た甲斐
 があったであろう。それが、何の役に立つ?それが私の何のプラスに
 なる?あまりに不躾、あまりにも無礼な視線である。


 私の心の中情け容赦なく、この無礼な人たちに怒りがとめどなかった。
 先頭車両から責任者を引っ張り出して一人1万円ずつの見物料を
 取ればよかった。乗っている先生にぺこぺこと私にお辞儀をさせて
 やればよかった。


 八十年を一刻も無駄にしないで、大切に生きてきた私の長島。
 こんな人たちにわかってたまるか  これは私が相当にひねくれて
 いるからこうなるのであろうか。考えるところである。


 以上

 修学旅行に、このような、見学をしているのは、現在も続くの
 だろうか、この本により、やめたのであろうか。


 修学旅行に、見学を入れたのは「昔は、治療方法もなく
 隔離された施設で、過ごした。その反省のもとに、企画された」の
 だろうか?それでも、やはり、動物園で、動物を見るような
 見下げる視線になるであろう。


 あと、かずゑさんが、自殺した人と、すれちがいに
 なり、あとで、それを知り、「よかった」と書いています。

 わたしなら、すれちがうことで、少しは、悔やむところです。

 なんとか、助けることはできたのではないかと、声をかける
 ことで、生きなおしてもらえるのではないかと。


 かずゑさんは「私は、ひたすら、会わなくてよかった。顔を
 見なくてよかった、そればかり胸の中で思い続けた。


 かずゑさんと、少し意見は、違えど、彼女のきもちも
 わかります。自殺する人は、その人の事情。

 命を無駄にするなんて、と、怒りがあるのでは
 ないでしょうか?ご自分が命を大切にしているからこそ
 粗末に、飛ぶこむような、ことを、するなんて。


 でも、ただの散歩かと、思ったとはいえ、行く手には
 崖であり、飛びこんだら、失敗しないといわれる崖。

 そういう人が普通の表情でしょうか?
 せっぱつまった、表情ではないかしら?

 それを、わたしは、キャッチできると、自負しています。


 「2015年5月現在、国内14のハンセン病療養施設には
  およそ1700名の方々が暮らしています。ハンセン病そのもの
  は治癒していますが、後遺症及び高齢化により療養生活を
  送っています」編集部

 著者は、昭和3年生まれ、88歳。今もお元気なんだろう
 と思います。

 すべては、ご主人との出会いで、人生が楽しくなったのでは
 ないかしら?そんな気がします。

 「良き人生とは、良き人との良き出会い」です。

 「シャイな人の為の、婚活パーティ」は
  
  きっと、お役に立てます。

 徳島市蔵本町2丁目17平和会館1階
 喫茶りらの、西野美代子でした。

 ありがとうございます。
 



明日、お休みします。

2016年06月06日 13時39分53秒 | 飲食店

 こんにちわ。

 明日は、徳島蔵本町の「婦人服りら」では
 お客様の、ご注文があり、それを買い付けて参ります。


 「作務衣」や「下着」や「でかいバック」です。

 デカイバックとは、クリーニングやさんに、ふとんを
 運んだり、いろいろ、でかい荷物を運びたいので
 オーダーで、作ります。「作務衣」もしかり。
 生地も柄も、わたくしに、任せてくださいます。
 信用が、ついています。なにしろ、33年も営業していますからね。
 一生懸命まじめに、やっていますものね。


 ありがとうございます。
 ご期待に応える、ピタリを、チェイスいたします。


 いかがですか。あなたは、今日どこも、痛いところ
 なかったですか?それだけでも、幸せですよ。

 わたくし事ですが、足の関節が痛くて、歩きづらかった
 きのう、今日は、OKです。

 ありがたいことです。

お知らせ

 徳島 蔵本商店街からの、お得な  お知らせを、感動的に、お伝えいたします。  ありがとうございます。