薬膳お粥(もち米+クコの実+ハチミツ)は、体を温めながら気血を補う効果があり、疲労回復や冬の乾燥対策に最適な一品です。この薬膳お粥は、もち米の滋養、クコの実の補血・肝機能向上、ハチミツの胃腸調整を組み合わせたシンプルで栄養価の高い料理です。
材料(2人分)
- もち米:1/2カップ
- クコの実:大さじ1
- 水:3カップ
- ハチミツ:適量
作り方
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もち米を洗う
もち米を軽く水洗いし、30分ほど水に浸けておきます。浸けることで米が柔らかくなり、煮込み時間が短縮できます。 -
クコの実の準備
クコの実はさっと水で洗い、スープに加えやすいように水気を切っておきます。 -
お粥を炊く
鍋に水ともち米を入れ、中火で沸騰させます。沸騰後、弱火にしてかき混ぜながら20~30分ほど煮込みます。途中で水が少なくなれば適宜足します。 -
クコの実を加える
クコの実をお粥がトロトロになり始めたタイミングで加え、さらに5分ほど煮込みます。 -
仕上げ
火を止めてからハチミツを加え、優しく混ぜます。甘さはお好みで調整してください。器に盛り付け、お好みでゴマやナッツをトッピングしても良いでしょう。
効能
もち米
- 補気作用:体力を補い、胃腸を温める。特に冷え性や疲労感の改善に効果的。
クコの実
- 補血・明目作用:血を補い、目の疲れを癒します。また、肝機能を整え、肌や髪にも良い影響を与えます。
ハチミツ
- 滋陰作用:乾燥からくる喉や肌の不調を改善。胃腸を調整し、体を優しく癒します。
アレンジポイント
- クコの実の代わりに紅棗(なつめ)を加えると補血効果がさらに高まります。
- 豆乳を少量加えるとコクが出て、よりクリーミーな味わいになります。
- お好みでナッツやフルーツを添えると見た目も鮮やかに。
薬膳お粥の魅力
この薬膳お粥は、忙しい日々の疲れを癒し、冬の体調管理に最適な一品です。もち米のやさしい甘み、クコの実の自然な風味、ハチミツのやわらかな甘さが絶妙に組み合わさり、心も体も温まります。朝食や夜食にぴったりなので、ぜひ試してみてください。
LINE相談受付
寶元堂薬品薬局
住所:〒神戸市中央区籠池通4-1-6
☎:078-262-7708📠:078-262-7709
黒豆とショウガのスープは、冬の冷え対策や疲労回復におすすめの薬膳スープです。この料理は、腎を補う黒豆と血行を促進するショウガを組み合わせ、体を芯から温める効果があります。以下に詳しい作り方や効能を説明します。
材料(2人分)
- 黒豆:50g
- ショウガ:2~3片(薄切り)
- 鶏がらスープまたは水:500ml
- 塩:少々
- お好みでネギやパクチーを添える
作り方
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黒豆の準備
黒豆は軽く水洗いし、一晩水に浸けて戻します。これにより、スープの旨味が引き立ちます。 -
ショウガの準備
ショウガを薄くスライスします。香りと辛味がアクセントになるので、量はお好みで調整してください。 -
スープを作る
鍋に黒豆とショウガ、鶏がらスープ(または水)を入れ、強火で加熱します。沸騰後、弱火にして約30~40分煮込みます。黒豆が柔らかくなり、スープに旨味が出たら塩で味を整えます。 -
仕上げ
器に盛り付け、ネギやパクチーを添えると香りが良くなります。
効能
- 黒豆:腎を補い、冷え性を改善。髪や肌を健康に保つ効果も期待できます。
- ショウガ:体を温め、血行を促進。冷えや胃の不調にも効果的です。
ポイント
黒豆の香ばしさとショウガのスパイシーさが絶妙にマッチし、寒い冬にぴったりの滋養スープです。さらにボリュームを増やしたい場合は、鶏肉や豚肉を加えても美味しく仕上がります。
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不老長寿の薬、霊芝(Lingzhi)
霊芝(Ganoderma lucidum)は、中国で「不老長寿の薬」として知られています。古代の皇帝や貴族たちは、このキノコを神聖視し、その効能を信じていました。伝説によれば、霊芝は天から降りてきた「神の贈り物」とされ、長寿や健康をもたらすと信じられていました。古代中国では、霊芝は高価で貴族や皇帝しか手に入れることができず、一般の人々にはほとんど知られていなかったとされています。今日では、霊芝の健康効果が科学的にも証明され、広く利用されるようになっています。