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諏訪大社 上社本宮でも紅葉が色付き始めました。
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諏訪大社 上社本宮前の通り
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信濃國一之宮
諏訪大社 上社本宮(かみしゃほんみや)
諏訪大社の歴史は大変古く古事記の中では出雲を舞台に国譲りに反対して
諏訪までやってきて、そこに国を築いたとあります。
また日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと書かれています。
『古事記』では、
大国主命が国造りをした土地(葦原の中つ国)は、
「天津神が治めるのがふさわしい」と天照大神が、
国を譲らせる為、何度か神を差し向けるが上手く行きません
そこで、武甕槌命(たけみかづちのみこと)を行かせることに、
『国譲り』
武甕槌命は大国主命に国譲りを迫ったが、
大国主命の次男である建御名方命が国譲りに反対し、
武甕槌命に相撲を挑んだが負けてしまい、
かなわないと分かり逃れたが、
諏訪まで逃れて来て、ついに捕まってしまい、国譲りを承諾する
以後 諏訪から他の土地へ出ないこと、天津神の命に従うことを誓ったとされる。
天照大神はわが子のアメノオシホミミに
葦原の中つ国を治める様に言う、
しかし、国譲りが長引いた為、
「子が生まれその子にお任せ下さい」と役目を子に譲る
〈天照大神の孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の事である〉
その後 『天孫降臨』へと続く
諏訪大社は日本神話(古事記)に深く関わる神社です。
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明神湯
往古より諏訪明神ゆかりの温泉とされ諏訪の温泉の源泉とも伝えられている
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入口御門
文政十二年(1829)建立上社宮大工棟梁である原五左衛門親貞と
その弟子藤森廣八が構築し巧微な彫刻が施されている
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入口御門の龍の彫刻
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本宮二之御柱
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主祭神は
建御名方神 (たけみなかたのかみ)
<出雲大社 主祭神 大国主命の次男>
諏訪明神は、武勇の神として広く信迎され、
古くからある信仰には風と水を司る龍神の信仰や、
風や水に直接関係のある農業の守護神・五穀豊穣を祈る神として信仰されています。
また水の信仰が海の守り神となり、
古くからある港の近くには必ずと言っても良い程にお諏訪さまがお祀りされています。
現在は生命の根源・生活の源を守る神として信仰されています。
諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がありません。
代りに上社は御山を御神体として拝しております。
古代の神社には本殿がなかったとも言われています。
国の方針で、本殿が有った方が分かりやすいと言う事で
本殿を作るよう打ち出され諏訪大社以外の神社では、本殿を増築しました。
つまり、諏訪大社はその古くからの姿を残しております。
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幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、諏訪造りという独持の様式。
徳川家康が造営寄進したと言う四脚門など貴重な建造物が数多く残っております。
六棟は国の重要文化財に指定。
境内のほぼ真中に東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があります。
本宮で最も大切な御社殿で、寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われます。
軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、
七不思議の一つに挙げられ、
諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元にもなっております。
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本宮一之御柱