Diaryおおさかりばー

▽精神不調おっさんの日常△

「受信しすぎる脳」との折り合い

2024-03-03 12:15:00 | 日記

精神疾患を抱えて以降、人混みに大きなストレスを感じるようになった。

 

電車にも乗れなくなったし、近所のスーパーすらしんどくて行けない。

何がしんどいかって、他人の動きを予測する作業。

 

たとえば、スマホを見ながら歩いている目の前の人。

この人は急に立ち止まって予期せぬ方向に歩き出すかもしれない、とか。

 

普段当たり前にこなしている作業って、実は想像以上に脳がフル稼働しているんじゃないか。

 

とにかく大勢の人があちらこちらで動いていることに、

脳がいちいち反応する感覚。ほんとうに疲労感がハンパなかった。

 

マンションの住人同士の廊下でのすれ違いもダメ。

いよいよ外出することに対して、相当な覚悟が必要な状況になっていた。

 

それが一年前、病気療養に入って半年くらい経っていたときの話。

 

そこから徐々に、ほんとうに徐々に、いま持ち直してきた感じ。

ここ最近になって、ようやく気楽に外出できるようになった。

 

以前に大きなストレスになっていた、人とすれ違うという行為。

最近では、すれ違う人がどんな人か観察しようとするまでにメンタル(というより脳)が回復した感覚。

 

・・・と、ここまでに一年半かかっている。

当面の目標にしている復職、それまでにあとどれだけ時間が必要なんだろう。

とにかく焦らない気持ちをもって、とはいうものの、

さすがに自己肯定感は過去最低レベルに落ちこんだままの状況。

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