「虎に翼」、放送18週目「七人の子は生すとも女に心許すな?」。
人種差別と、星航一の過去。
「きれいごとじゃなく、現実の話をしているんですけどね」
「あきらめちゃったんじゃないか。」
「居場所もなく、味方もいなくて。」
「抵抗しても更に悪いことが起きそうで。だから」
「受け入れている」ではなく、ただそういう振る舞いでしかやり過ごせない事情を抱えているだけ。かもしれない人たちがいる。
その状況に調子に乗って、何も反論してこない相手を勝手に都合よく扱おうとする人たちがいる。
今週は、少し都合よく話を展開する場面が目についた印象だった。
寅子の依頼に応じて、香子夫妻が自宅を訪ねてくる展開。
そこに小野さんが会話を外から立ち聞きする展開。
最後に、「急にしゃべりだした」星航一。
一人語りしか手段がなかったのかもしれないけれど、もう少し人物を深掘りしてほしいと思った。
今週一番印象的だったのは、「私の特別」美佐江。
何気ない会話シーンからでも伝わってくる不気味さ、もっともっと週をまたいで引っ張ってほしい。良いアクセント。
でも次週で一区切りしてしまうのだろうか。
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