とちぎの風景 美しき珍しい日光中禅寺湖の氷 2023 4K
南岸低気圧が去った翌日、奥日光に30cm以上の降雪をもたらせました。
モフモフにパウダースノーの中を歩きたくて早朝から奥日光へ行きました。
いろは坂からは圧雪状態でしたが、しっかりと除雪されていてスタットレスで十分でした。
明智平で日の出、今日は冷え込みは期待できないので、戦場ヶ原のダイヤモンドダストは諦めていました。
ところが、中禅寺湖が凍って流氷の様な現象が見られました。
他の写真撮っていた方も珍しいと言っていました。
中禅寺湖は、深度が深いために常に湖底の水と対流が起きており凍らない湖です。過去に、昭和20年、昭和59年の寒冬の年に全面結氷しました。
昭和59年は大学受験の時でしたが、一生に一度しか見られないと思い見に行きました。
昭和59年の1月中旬に全面結氷して4月まで結氷していましたから、凄い寒冬だったんですよね。
今回は流氷のような現象です。
海ではないので流氷とは言わないそうですけど。
貴重な中禅寺湖の流氷のような動画をご覧ください。
Webで調べてみたらこんなことが書いてありました。
「海氷とは海でできたすべての氷をいう。湖でできた氷を湖氷、河川でできた氷を河氷、氷河などのように陸でできた氷を陸氷とよび、それらのなかで水に浮かんでいるものを浮氷と総称する」
美しい厳寒の世界、ただ見とれるばかりです。
中禅寺湖があのように氷ができるのは珍しい現象みたいです。いつも強い寒風にさらされて波が立っているので凍りにくいとか…。
しぶきが岸壁にあたって凍るのは動画にしたとおりなんですけどね。
ちなみに、流氷は川でできた氷が海に流れた氷みたいですので、中禅寺湖の氷は流氷のように見えますが流氷とは言わないそうですね。
やっぱり「氷」なんですね。