研究開発の理想と現実

2006年01月23日 23時59分59秒 | Weblog
研究開発にかかわるプロジェクトを運営するためには、特に企業では、理想と現実のギャップに悩むことがしばしばである。自分の理想を最優先し原理原則を貫く立場と、現実路線に流されるものの最後には正しい方向性を見いだす立場の、どちらも、成功すれば構わない。しかしながら往々にしてうまくいかないわけであり、前者では自己満足は得られるものの発展性には乏しく、後者ではたいてい後悔するものの、それなりに先につながることがある。

今日は月度報告の日だったのだが、上記のどちらの立場をとるか、という議論が結構出た。面白がっている余裕はあまりないのだが、自分の立ち位置の再確認もでき、その意味では有意義であった。

なお、このテーマは折に触れてまた考察してみたい。