冬の気配が近づいてきた11月。
就学児健診があった事もあって、小学校を楽しみにしている様な話が、たくさん聞こえてきます。
「ランドセルもう買ったよ。」
「私はお正月に買いに行くんだよ~。」
「もう頼んだよ。まだ来てないんだけど・・・。」
ランドセルの話だけでも、小学校への期待感が伝わってきます。
健診へ行ってきた後も、何をしてきたのか、どんな学校だったのか、どんなお友達がいたのかなどと、お互いに話し合っていました。
普段の園生活とは違う雰囲気の中でも緊張するどころか、期待で胸がはちきれそうなほどワクワクしているゆりさん達。本当に頼もしい限りです。
小さいおいも、長いおいも、太っちょおいも・・・。
色々な大きさ、色々な形のおいもを持ちよって、アルミホイルと新聞紙で包んで準備OK!
皆で協力して集めた落ち葉と一緒に穴に入れて、パーティーの始まりです。園庭からも落ち葉を拾って来ては穴に入れてくれました。
風が冷たかったので、中に入っておいもを食べました。
葉っぱになかなか火がつかず、一気に焼けなかったおいもですが、次の日はスイートポテトにして、二日にわたっておいしいお芋を食べました。
日頃の送迎時などには、なかなかゆっくり話せませんが、この機会に、ゆっくりとお家の方々と話すことができました。
年長児にもなると、どんな話をしていたのか気になるようで、面談の3日間と、その後、数日はそわそわしていたゆりさん達でした。
お忙しい所、ありがとうございました。
おばあちゃんが来る子も、来ない子も、とても楽しみにしていた日です。
朝一番に、ゆりさんが挑戦したのは、かぼちゃを切ること。果物ナイフを使って、慎重に切っていきます。「ねこの手」を知っている子が、お友だちに教えてあげながら、緊張の中切り終わりました。
その後に、皆で持ち寄った野菜や果物を囲んでお礼拝をして、お楽しみのクッキングスタートです。
おばあちゃん達が皮をむいて、切りやすくしてくれた食材を、次々に切ってゆくゆりさん。女の子はさすがに、どんどん手馴れた手つきになって行きました。男の子達も慎重に、慎重に・・・なりすぎて、向こう側が見えそうな程薄く、りんごやなしをスライスしていました。
一人一人の頑張りと、自然の恵み、おばあちゃんたちのたくさんの愛情で、おいしいおいしい豚汁、フルーツポンチ、かぼちゃ餅を味わうことができました。
おばあちゃんから、お赤飯と漬物もいただきました。ご馳走様でした。
11月にはいってすぐから作り始めた、11ぴきのねこの貼りこ人形。形を作るまでは試行錯誤で、何度も作り直して、ようやく自分の思い通りの形になりました。紙貼りは、UFO作りで経験があるので、楽しみながらできました。色塗りの所まで来ると、後一歩という嬉しさもあり、さらに手が進みます。
悩んだり、何度も壁にぶつかったりした分、完成したときの喜びも大きく、大きな自信につながりました。
また、ゆりさんがお話しを考えた劇ごっこでは、練習の時から楽しみながら元気にセリフを言っていました。配役も、ゆりさんで話し合い、たんぽぽさん、ばらさん、平野先生にお願いしました。
普段の会話の中でも、自然と劇ごっこのセリフが出てしまう程、思いがたくさん詰まっていました。
本番では、沢山のお客さんの前で、練習どおりの元気な声でセリフを言っていた姿を見て、ナレーターをしながらも、胸が熱くなりました。感動と頑張る力をもらった秋祭りでした。
いよいよ、お楽しみの12月です。この、ゆりさんのパワーで、12月も皆を引っぱっていって欲しいです。