◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

上がるアプローチでスイングチェック

2013-05-17 01:26:53 | ゴルフクラブ

上がるショット。。。ウエッヂなどの
ロフトの大きなクラブで上がる
(意図的に”上げる”、ロブショットにするという意味でなく)
だけに限らないけれど

ボールをさらう部分を
体の向きの変更でなく 手さばきで
行ってしまっては ボールを上から打つことは出来ない
テークバックを取らず
フェースを自分の方に向けたまま
ボールを拾おうとしているのと同じで
必ず 上がり軌道で打つことになる。
サンドウエッヂのようにバンス角度、もしくは
バンス幅のあるクラブでは ダふりながら打つことになり
それが ダフリやトップ、チャックり の原因になる

30~40ヤード位の距離だと
アマチュアは手さばきだけで
こっそりと打とうとしてしまうが
意外なほどしっかり打たないといけない

手さばきを決めたら 固定して
もしくは固定したら
意外なほど しっかりと体を回さないと
上から しっかり捕まえて 打つことは出来ない


手で円を描かない という意味でも
手首のスナップ角度 は
(右手の甲側に折れた角度)
保たれている必要がある

打った後に 右手首が手のひら側に折れている
ということは 円弧を手先で作った証 である。
これでは ロフトは不規則になるし
長丁場 18ホールを通して 同じ距離感を
維持するのは非常に難しい。

右の手の平が上を向いているということは
同時に 左肩も上がっている ということで
手のひらで 円を描き ロフトを増やして
打っているうえに 左肩も上げ、肩ラインを
左肩上がりにしているのだから
予想以上のロフトの増え になってしまい
上手く打てても 必ずショートする。

両腕の中で 意図的に、意思を持って使うのは
右ひじ(利き肘)だけであって
それも 腕捌き 肘捌き で打つのではなく
体の幅の中にクラブを残しておくため
ヘッドを体の幅に維持しておくために
補佐的に使うのである。

アマチュアが体を正しく回るのを掴みにくいのは
体の向きを変えることを「主エンジン」として
円弧を作らず、体を止め
腕を振ること、肩を揺さぶることで
円弧を描いてしまう という
非常に難しい複雑な動きを
いったん覚えてしまっているからで
体通りにクラブを動かす
…クラブを動かさないために
腕を動かしておく という感覚とは
真反対なのだと思う。
腕で円弧を描かないから
届かないようにも感じるし、
飛ばないようにも感じるんだろう、きっと。

そういう意味では 30~40ヤードの
ウエッヂショットはいい練習になると思う。

大きく腕(肘)は動かさないけれど
小さく着実に体通りに円弧を描くように
サポートしておく というか
上げるショットの場合
打面が非常に少ないので
利き腕をしっかり伸ばして
一気に体を回す(向きを変える)
というのを覚えられると思う

スナップが維持されている
ということ以外は アドレス通りの腕まわりで
あとは一気に向きを変えるだけ。。。
意外なほど 強いソリッドなインパクトである。

これが出来るようになると
驚くほど スピンの効いた
思ったよりもランのないショットになるよ

イメージのコツ はね
テークバックを取らないショットで
リーディングエッヂが動くのではなく
リーディングエッヂはそのままで
トップエッヂが動いていく感じ?!かな

スイングウエイトの数値

2013-05-09 19:15:55 | ゴルフクラブ
ゴルフクラブの性格?や特徴を表すのに
よく使われる言葉の一つに『スイングウエイト』というのが
あります。 D-1 や C-8 といったものです。


このような計測器で計ります。

基本的な原理はグリップエンドから14インチ(35.5センチ)
の場所を支点にして、クラブを水平に保つためにグリップエンド
側にどのくらいの重量が必要なのか 天秤で計るもので、
クラブに対するヘッドの重量はどの位なのかを計るもの
と考えるとよいかと思います。
スイングバランス と呼ばれることもあります。



インチ・オンス換算なのでぴったりの数値ではありませんが
長さが同じであれば ひと目盛約2gと考えてよく
 C-0 のモノに比べ D-0 のモノは
「ヘッド重量が約20g重い」と考えてよいだろう。



ただ、昨今 軽量グリップが多くなり、それによっても
数値は異なってくる。
これも大まかな数値ではあるが、グリップが4g軽くなると
数値は1ポイント変わってくる。
従来、一般値と言われる50g前後のグリップを
軽量の35gのグリップに代えると、スイングウエイトは
数値上、4ポイント上がることになる。



長さの場合は、1インチ(2.54センチ)6ポイント
ヘッド重量で言うと12~15g分で
長さを変えて、同じスイングウエイトにする場合
長くする場合、ヘッド重量を減らし、
短くする場合は、ヘッド重量を増やす必要がある。




**このスイングウエイトは、
クラブを水平時に保った静止状態のバランス であって
使う人が動的に感じる「バランス」とは大きく異なる。

ヘッドの効き具合、ヘッドを感じ取れる度合いは
シャフトの硬さとの兼ね合い によるもので
同じ数値で有ったとしても、シャフトの硬いものほど
ヘッドは感じ取りにくいものである。

スウイングウエイトを数値を「幾つ」と決めてかかって
シャフトの硬さの変化を無視してしまうと
良いことは無い。
同じシャフトのR、S、X では
同じヘッド重量であっても、硬くなるほどに
ヘッドを感じ取り難くなっていくものです。

ボールを打撃しなければならない箇所、ヘッド。
そして、それには上下左右の角度が付いている訳で
その部分を感じ取ろうとするのは、打撃の本能だと思う。
ヘッドそのものが軽いのはもっての外、ではあるが、
それと同時に、動的な状態で
ヘッドが把握し難い、硬さで有る場合、
その数値にこだわらず、簡単にヘッドが感じ取れる重さまで
増量することをお薦めします。