◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります

重たいヘッド&柔らかなシャフトを通して ゴルフを考え スウィングを考える 誰よりも振らず 誰よりも飛ばす ボールをつぶせ

L型ブリストルパターの「取扱説明書」

2013-10-30 00:30:20 | ゴルフクラブ

パターストロークだけではありませんが
ショットはすべて「望みの距離を打つ、届かせる」ことです。

距離感はインパクトの力加減ではなく
「ボールの速度を掴みとるコト」
ボールのスピード、パッティングの場合は転がるスピードを
イメージして、そのスピード通りにパターヘッドを
移動させる、動かすことが重要になります。




市販の「重いヘッド」と言われるパターで
ヘッド重量は 330~350g程度です。

弊社のL型ブリストルパターは 470g超…

このパターの特徴的な転がりは
初速は遅く感じても、等速のまま
カップなり、目標まで転がることですから
思っている以上に ゆっくり、小さなストロークで
十分届くようになると思います。

練習をするのならば
出来るだけ小さなストローク幅にするように、すると
距離感も安定度も増します。
テークバック無し のストローク練習も有効かと…

あくまでも イメージですが
パターヘッドの上に乗っかったボールが
インパクト(リリース)ポイントでパターから
飛び出るというか、離れるというか。。。
ビリヤードでボールを突く(小突く)と言うよりも
ボーリングのリリースに近いのかも知れません。
弾く と言うイメージでは無く、押すと言うか
運ぶイメージが必要です。

また、このヘッド重量のパターの場合、
ボールの位置はあまり中~右寄りよりも
よりショットやアプローチに近い 左よりの方が
効果を発揮しやすいと思います。

✪あと やはりパターだけに限りませんが、
スイング、ストローク中、打ち手【人間】が動かしているのは
ヘッドでは無く ”グリップ” です。

グリップを動かした分だけ、ヘッドが動くのであって
ヘッドの動かし方 を考えるのではなく
グリップを動かし方~移動のさせ方 をイメージすることが
大変重要です。

グリップをどう動かすか、
という意識があれば、クラブの重さが作り出す不可抗力によって
グリップがどう動かされるか、
と言う感覚も身に付いてくる と思います。
特に、この L型ブリストルパターには
ヘッド重量だけでなく、シャフトに関しても
多分、世界で一番柔らかいパターシャフトが
採用されていますから、
ヘッドの形状、重さがシャフトを通して
グリップを移動させる感覚が身に付くと思います。

スイングとクラブヘッドの重心位置との関係

2013-10-28 15:34:52 | ゴルフクラブ





現代のスイングは シンプルにヘッドを回転させる
俗に言う「ヘッドローテーション」のスイングから
より一層複雑に体を捩じるものに変わりつつある。

ま、それは兎も角
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モノの重さは 速度の二乗倍増えていく
スローな素振りやコマ送りの様な静止姿勢で
テークバック~トップ~ダウンスイングをイメージすると
ヘッドの重さは 速度の二乗倍増えていくし
シャフトに対して、ヘッドの重心位置が
右・進行方向の逆にある為
より フェースは空を向いていきたがる。
006⇒よりヘッドが重くなる
⇒よりフェースが開きたがる
⇒シャフトは撓る・捩じられる
⇒よりクラブが重くなる
⇒体の向きの変更に対し、グリップ、ヘッド位置は遅れる(ずれる) 
⇒クラブが自分から遠くなる

シャフトは撓る・ヘッドが重くなる のスパイラルになる

であるから、この手のスイングをするゴルファーは
ヘッドの軽い
シャフトの撓らない
ヘッドの小さい
重心距離の短い
重心の浅い
小振りな、ロフトの少ないクラブを好むことになる。

ドライバーも含め、フェアウェイウッドは
アイアンに比べて、小振りではあっても重心が深いから
あまり好きになれず、アイアン、もしくはアイアン形状の方を
好むことも多いだろう。

ドライバーで有れば
ヘッド重く、重心距離が長く、重心が深い様なヘッド有れば
本来は、そのヘッド重量は
ヘッドスピードの助力となる筈なのだが
それが ブレーキとなってしまい
アスリートゴルファーの生命線である ヘッドスピードの
足枷となってしまうので 好まない。

008少々、極端であるが
ヘッドの重心をシャフトよりも
進行方向寄りに位置させられる
ゴルファーであれば
そのヘッドの重さは
ヘッドスピードの助力にもなるし
この重心位置(ヘッド姿勢)関係で有れば
グリップは下方向、自分方向に押されるから
アスリートゴルファーとは、真反対の不可抗力が掛かっていく。

グリップよりもヘッドをたくさん動かすゴルファーにとって
重心の深さは インパクト付近で有れば
スピードの足枷~フェースの開きになるが
グリップを動かす(移動させる)ことで”のみ”
ヘッドを動かすゴルファーであれば
重心の深さは 意識の必要のない アッパー軌道 という
飛ばしの秘密をクラブから貰えるから
その差は歴然としている。

これが クラブの機能を使える か どうかの
大きな差であって、
軽いヘッド・小さいヘッド・硬いシャフト
を使っている というのは
クラブの機能自体を嫌っている というコトになる。
クラブを頼らず、自力で! というのが
近代のアスリートゴルファーと言う意味なのだろう。

ゴルフクラブとジュニアゴルファー

2013-10-25 12:47:08 | ゴルフクラブ

日本だけでなく、世界的に
プロゴルファーの世界は”元ジュニアゴルファーで溢れています。

ジュニアゴルファーの初ゴルフは
平均9歳、小学校3~4年生前後と言われています。
昔とスポーツ事情が変わってきた。。。と言う部分は
否めませんが、スポーツを通して
仲間との連携や社会、ルールを学ぶ というよりも
成績を重視する傾向が年々高まっている ような気がします。
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この年齢では体格の男女差は殆どありませんが
平均身長 130センチ 平均体重 30キロ と言ったところ…
インターネットや携帯ゲーム等
他に興味をそそるモノの多い年齢ですから
ゴルフを始めても、続けるとは限りません。
多くの親御さんは自分の切ったクラブを
使わせることになるんでしょうね。
身長の変化の激しい年齢ですから、
その都度、慎重に合わせて「新しいクラブ」を
作るのも大変ですし。。。

お父さんの使わなくなったクラブ。。。
というコトは、その時点で既にお父さんにとっても
キツイ(オーバースペック)な可能性がある訳で
それを 子供の身長に合わせて 斬る のですから
相当、硬く、ヘッドは軽くなるでしょう。

長さとヘッド重量の関係は
 半インチ 7~8g、1インチで15g程度です。

45インチのドライバーを 130センチの身長用に
5インチ切ったとしたら
ヘッド重量を 60g減量する のと同じです。
スイングウエイトであれば、切る前 オリジナルの状態で
D-2であったものが、A-2迄軽くなります。

45インチでヘッド重量200g の某ドライバーで
5インチ短くすると 237cpmであったものが
271cpmまで跳ね上がります。

振動数271cpmの A-2のドライバー
ヘッドスピードの低いジュニアゴルファーにとって
ゴルフクラブそのものは軽くはありませんが
ヘッドと言う重量物を感じない
タダの長い棒の扱い方がゴルフスイングになるのでしょうね。

その延長線上に、現在のプロ達が居ると考えて
間違いないかと思います。

ボールをどかすエネルギーのないヘッド
これを使った ほどほど距離を出す・・・
スピードに頼るしかないのでしょう。

先端の重量物と言うヘッドを上手に利用し
シャフトの運動性というのを上手に利用し
道具としてのゴルフクラブの使い方を考える
と言うよりは、如何に自分の運動性を追求するか
というのがゴルフスイングになるのでしょう

現代のゴルフクラブ考 ウエッヂ編

2013-10-09 18:53:37 | ゴルフクラブ



ゴルフクラブには ちょっとした矛盾があります。

一つには
アイアンセットがあります。

アイアン は重心が深く モーメントが高く
重心が低い方が良いのですが
それは ひとえに ボールが上げやすい
と言うことを 指しているのです。

しかし 上げやすいクラブは
総じて ストロングロフトになっています。

最近では 22度位のロフトの 5番アイアン
も有る位で 2番アイアンのロフトと言っても
過言ではありません。
7番アイアンでも 30度を切るモノもあります...

ま これはさておき
上がり易いアイアンヘッド。。。
この上がり易さは 大きなロフト
45度以上では 使い難さを生んでしまいます。

クラブの構造とロフト 重心位置の関係から
45度以上のクラブは 重心が高め
重心浅めの方が 距離を打ち分ける と言う用途の
多いウエッヂには適切なのです。

ですから やさしい と呼ばれるアイアンセットの
ウエッヂは ウエッヂとしては使い難いモノが
組み込まれてしまいます。
(あんまりにも 違う形状ってわけにいきませんから)
かと言って ウエッヂが使いやすい構造・機能を
軸にして アイアンセットを作ってしまえば
ミドルやロングアイアンが難しいものになってしまいます。
(こっちのほうが 売れないでしょうね)

で ウエッヂだけを別に購入しよう とすると

何故か 日本の場合
ウエッヂの単品売り されるものは
スチール用のヘッド(超軽量ヘッド) な上に
バンス角度 バンス幅の小さなモノ ばかりです。

正直 バンス角度の小さな(少ない)モノを使って
いるのは クラブの機能は使えません 使いません
と言っているのと同じですから
セットと別に買い増す意味がありません。

ウエッヂ アプローチ用途の中でも
バンカーショットというのは アマチュアの悩みの
一つですから それを助ける
バンス角度 バンス幅 ヘッド重量 は
絶対の 3種の神器 と言えるのです。

アプローチにおいても バンス角度 バンス幅等
バンスのしっかりしたモノほど 安定した距離を
打ち続けるコトが可能になります。

バンスのあるクラブの方が ラフからでも
勿論 フェアウェイ からでも
圧倒的な安定度がありますし
クラブの正しい使い方を覚えてくれば
ベアグランドからもでも効果を発揮します。


そして やっぱり ヘッド重量 です。

グリーン周りからのアプローチで
無理やり ウエッヂを使うことをお薦めはしませんが
ゴルフクラブのあらゆる能書きや効能も
ヘッド重量に勝つことは出来ません。

最後はヘッド重量 重量が勝つのです。

パターを除けば 全てのクラブの中で
最重量のウエッヂ。。。 その意味は重いです。

軽量ヘッドの装着されたウエッヂなど
クラブとして 何の意味もない と言えるほどです。

余り 大きなロフトのウエッヂもおススメしません。
そうですね。。。 ウエッヂのロフト
本当のロフトは 製品ロフトから バンス角度 を
引いたモノとお考えください。

(製品ロフト角度)ー(バンス角度)

その値が 45度以上のものは 避けたほうが
良いと思います。
非常にシビアなモノになりますし
 ロフトを寝かして 振り子で打つことを自然に
覚えることになってしまうと思います。

[[http://blog.livedoor.com/10th/history/hbs]]