ひらつかウオーキング協会

ウォーキングと筋トレで免疫力アップ

ウォーキングと筋トレで免疫力アップ
 新型コロナウイルスに関する報道等で「免疫」という言葉を耳にしますが、私自身ネットでこの新聞記事を読むまではあまり関心がありませんでした。しかし「免疫」が私たちの生活に大いに関係し、「免疫力」を上げるためにはウォーキングや筋トレが効果があることが分かりました。 
 先ずは「免疫」の意味を調べてみました。免疫とは細菌やウイルスから、からだを守ってくれている防御システムなのです。つまり、「疫(えき)」(病気)から「免(めん)」(免(まぬが)れること)で、免疫というのです。
 記事によると、「いまコロナウイルスがまん延する中、生来備わる免疫の機能に注目が集まっている。体温が上がると免疫力が高まることは広く知られている。軽く汗をかく程度の運動も効果的で、通勤通学の徒歩や階段の上り下りも健康増進に役立っている。白血球の一部であるリンパ球は、体内に侵入した異物に攻撃を仕掛ける免疫細胞だが、体を温めると大幅に増えることが分かっている。」と紹介されています。つまり、軽い運動をすることにより免疫力が高まっているのです。
 しかし、外出自粛や学校の休校で日常生活の運動量がめっきり減っています。それは、ウォーキングイベントが中止になり歩く機会が少なくなったウォーカーさんたちにも言えるのではないでしようか?
 そして、コロナウイルスを避けるための「巣ごもり」で逆に免疫力低下を招かないよう、筑波大の久野也音譜教授(57・スポーツ医学)はウォーキングと筋トレで体温を上げようと呼び掛けています。
さらに、ウォーキングについては、ウイルス対策を徹底するために「人混みを避けて家の周りを散歩しましょう」と念を押しています。1日平均歩数8000歩以上を目指して歩きましょうとも。
 筋トレは、「太ももやお尻など大きな筋肉がある下半身を重点的に鍛える。歩くことが減って緩みがちな足腰を引き締める狙いもある」として、自宅や職場ですぐに始められる「スクワット」「ひざ伸ばし」「もも上げ」の3つのメニューを勧めています。週に3日以上を目標に、3メニューそれぞれについて高齢者は5回(両足の場合は各5回)を1セットとし、1、2セット繰り返すとよいとのことです。
ただ、「筋トレはやりすぎると効果が出ない。適度に無理をしないことがポイント」とアドバイスもしています。運動不足と感じている方は今からでも、自分の生活に合ったウオーキングスタイル(歩くコースや歩く時間帯)で歩くことと筋トレを実践してみてはいかがですか。

スクワット

(1)足を肩幅に開いてイスの背を両手でつかむ(2)ひざが90度に曲がるまで4秒間かけて腰を落とし、4秒間かけて元の姿勢に戻る

ひざ伸ばし

(1)イスに浅く座り背筋を伸ばす。両手でイスの座面前側を軽く押さえる(2)片足を4秒かけてゆっくり持ち上げる。この時つま先を立て、ひざはまっすぐ。4秒間かけて元に戻す。逆足も同様に

もも上げ

(1)イスに浅く座り背筋を伸ばす。両手でイスの座面前側を軽く押さえる(2)片足のひざに力を入れて4秒間かけて胸に近づけ、同時に上体をかがめる。4秒間かけて元に戻す。逆足も同様に

出典・5月10日付中日新聞 イラスト・久野譜也著「60歳からの『筋活』」より

  鎌田
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