おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

東北自由気まま旅 最終回

2013-06-29 19:43:52 | 旅行記
【今日の びっくり】

◆山形市の蕎麦は木製の薄い箱に並べてあるのだ。「板蕎麦」と言う(そのまんまや)
と勝手に思ったがあとから調べると、それ程全部の店がそうでもなくて、ざるや皿に盛ってある店もあるらしい。
これでは別に普通じゃん。

◆板蕎麦をウィキで調べると

【板そばとは、山形県内陸部で広く食べられる蕎麦(そば)の一つである。ざるではなく木で作られた長方形の浅い箱状の器に薄く均一に盛られる。蒸籠に盛られるより水分の吸収が蕎麦に適している。通常は盛り蕎麦の3~5人前の量であるが、蕎麦好きであれば、軽く平らげることができる。】
だって。
そういえば全国展開している「大戸屋」でも板蕎麦がメニューにあるぞ。

◆山形駅のそばにあるそばの有名店「そば処 三津屋本店」

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先年、妹夫婦とマルモ叔父貴の3夫婦で山形に泊まりに来たことがあったが、その時昼食に来たのがここだ。その時は満員でしばらく店の中庭で順番を待ったが
今日は昼前の11時頃であったのですぐに通される。
ワシは迷わず「板蕎麦」を、連れ合いは迷って「冷やし揚げ茄子おろし蕎麦」を発注する。

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板蕎麦

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冷やし揚げ茄子おろし蕎麦

2~3人前の量がある「板蕎麦」はさすがにワシ一人では四苦八苦するが、元来が意地っ張りのワシは完食する。ウ・ウゴケナーイ!

動けないはずの体ではあるが車に乗って山形城を見に行く。
◆山形城、別名霞城(かじょう、かすみじょう、かすみがじょうとも呼ばれる)
びっくりしたのは城の堀に沿ってJR山形新幹線・奥羽本線が通っていることだ。
駿府城の堀に沿って東海道本線と新幹線が通っているみたいなもん。こういう所ほかにもある?昔っから見慣れていれば「別に、普通じゃん」と言われそうだがこちとら知らねえからたまげたよ。

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左に見えるのがお濠でがんす。
複線だが電車が同じ方向に走ってきた(それも同時に)から、それにもたまげたよ。

山形新幹線が踏切を通っている、の図。
東京から走ってきた新幹線が普通の線路走っている。またまたびっくりしたなあ、もう。
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◆城の中に山形市郷土館がある。国指定の重要文化財で近代化産業遺産だそうな。この建物は山形県立病院「旧済生館本館」であるぞ。明治11年落成と言うから蓬莱橋と同じくらいだ。
見学は市の直接管理だかで無料だが、応対に出た人は中年男性でものすご愛想なし、これまで見た施設はどこも美人の受付であったためゲンキンなワシはいきなり暗くなった。
まあ、こんなこともあるべ。

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もらったパンフレットに外観図があった。参考にするように。


こんなところで今回の長い「東北自由気まま旅」は終わりとなるが、今は6月16日日曜日の午後13時30分だ。
これから帰路に着くわけだが、東北自動車道のどこかのSAでもう一泊しなきゃならぬ。

でその前にと、温泉、おんせん。?
帰路のコースからは逆行(北方向)することになるが、(メンバー一行の意見が一致して、急に)天童にある日帰り温泉に入っていこうと決定。ほんと気まま、テキトーだよ。

Photo

◆那須高原SAで1泊したワシらは、これから埼玉の孫の所に寄り道して、そこから目白の生まれたばっかりの孫の顔を電車で見に行き、トンボ帰りで再び埼玉の孫の所でもう1泊してからやっと自宅に戻ったのである。

◆総距離1,700km、旅行日数8日の「東北自由気まま旅」を一人の脱落者も無く(2人旅なのだが)無事終えたのであった。
さあワシの専権業務である風呂洗いでもするか。

得るところ全くない日記であったかも知れないが。
長い旅に付き合っていただきありがとうございました。御礼申し上げます。

明日からは気分を変えて日常に帰るつもりではあるが
どーなることやら
・・・・・・・・・あなたー風呂洗ったー?
はーい。今やろうと思ってたのに。