【今日の ちょっぴり有名な弁当屋】
漁村市の旧港に面して小さなお店がある。
昔はここにお弁当屋など無かったけん、いつの間にか出来ていて、ワシの散歩の折に男衆が買っているのをよく見る。
ははん、ガッツリ系のお弁当を売っているんだと勝手に判断していたが、無職のワシには縁がないお店だと思っていた。
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ある時テレビでこのお店が紹介されていた。
その昔はここいら辺も大繁盛していて、日本一の漁港とはこういうものだと思って育ったが
漁業も段々と零細になり、それに輪をかけて南の方に新しい漁港が出来て、この地区がますます寂れていくことのワシャあ、目撃者になった。
だからこのお店も細々な商売かなあ、と勝手に思っていたが、
あにはからんやこのお店は大繁盛らしい。遠洋漁船が入港する国内有数の漁港であるので、係留している船の漁師が3食注文するようだ。
人は普通3回食事するし、停泊しているときは船内の厨房もお休みに入るらしいぞ。それと昔と異なり船員も日本人だけではなくて外国人も多いので家に帰らないのだ。
店主はその注文のどれにも一切断らず、時間もきちっと守って注文に応じている。テレビでは昼11時までに160食の弁当の作成が急遽追加で入り、てんてこ舞いしている様子が写っていた。
一人で作っている様子、他に店に女性が一人(こちらは調理と販売だろう)
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本日ワシらは互いに用事があって昼食を作る時間的余裕がなく(とはいっても時間はたくさんあるけれど)ここに買いに行ってみることにした。
買ってきたものを発表する。
これはワシの買ったとんかつ弁当650円なり
とんかつの下にキャベツの千切り、の下に、これでもかのご飯
現役ならば全部平らげたが今はこれを昼食に半分、残りを夕食に振り分けた。
味は想像通りうまかっちゃん。だ。
連れ合いはトンテキ
下にスパゲッティーが敷いてある。500円なり
店先にはその他に色々と並んでいて、見れば「目が食べたくなって」ついつい買ってしまったカキフライ500円なり
ワシは思わんかったが連れ合いは「牡蠣の味が薄い」という
「薄味の牡蠣」などあるんかいな
これは朝食で食べた。
揚げ物主体だが
このブログを見て行ってみたくなったら
行ったら良い。想像通りのガッツリ弁当である。
ご飯付きが650円、おかずが500円、白米は大中小とあって値段は・・・ちょっと忘れた。ごめん
がんばる人のお弁当屋さん と看板に書いてあるが
がんばっている人が作っているお弁当屋さん だなあ。
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