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9月20日に上戸彩、待望の(少なくとも僕は待ちわびてた)ベストアルバムが出るみたいです。これで歌手活動は区切り付けちゃうのかなぁ。まぁとりあえずシングルはいい曲ばっかりだったし、買っちゃいます。
あと同日に三枝さんのアルバム&シングルも出るみたいですが、アルバムにも「100もの扉」入るみたいですね・・・。ガックリ。だったら他のカップリング曲入れて欲しかったな。「どんなに明日が見えなくても」とか。あと「白のファンタジー」のセルフカバーは無しなの?ちょい残念。
それでは、アルバムレビュー第2弾。
Sea/北原愛子(★7.5点)
どうも愛子様、生音の曲が増えたなとは思っていたのですが、なんか「明日はきっと晴れるや」「Sea」あたりのアルバム曲の雰囲気が竹井詩織里みたいになってます。ジャズっぽい雰囲気もあり。と思えば小澤さんによる「Season」「ダイジョウブ」なんかの普通に打ち込みな曲もあって、なんだかとっちらかってる感じがしますねぇ。前作「Message」は、打ち込みでラテン風のビーイングらしい音楽で統一されていて非常に出来が宜しかったのですが、今作は従来の打ち込みラテン路線と生音ふんだんに取り込みジャズラテン風の新路線がごっちゃになってます。
アルバム曲の出来としては従来タイプの「千年の命よりも今日この日の幸せを」「Season」「エピローグ」の方が良いです。「エピローグ」は、同じく後藤康二さんが作編曲した水樹奈々「Faith」っぽい。後者の路線である「明日はきっと晴れるや」「Sea」は、ちょっと愛子様がやるには地味すぎるのでは。このへんは竹井詩織里が歌ってれば良いんですよ。「もしも生まれ変わったら~」「もう一度 君に恋している」「Dream☆ing」あたりの、ある程度のキャッチーさを持ちつつ生音を取り込む、みたいな感じがいいと思います。あとシングル「もしも~」のカップリング「アネモネ」もアルバム入れちゃっても良かったんじゃない?それくらいいい曲だったし。
4thアルバムが出るならば、どうせなら全部生音のアルバムで出してください。それなら「Sea」みたいな地味な曲があってもいいし。打ち込みラテン風は「Message」で一応の完成を見たし。予算の関係で難しいか?w
Secret Code/上木彩矢(★7点)
GIZAの期待の星、上木彩矢のメジャー1stアルバム。これまで、GIZAがプッシュしてる人の1stアルバムって、「Delicious Way」「Secret&Lies」「Be Happy」みたいな名盤が多かったのですが、今回はそれらに比べると・・・ちょっと微妙かも。
デビューから2ndシングルまでは「この子は他のGIZA娘とは違う路線で売り出すんだな」と思いこんでいたのですが、3rdシングルではビーイングっぽい曲になり、アルバムはどっちつかずの中途半端な出来になってしまいました。もっとハードロックな感じでもいいと思うんだけどなぁ。あと「Bounce,Bounce,Bounce」みたいな軽快な曲や「夏のある日」のようなスローテンポの曲が意外と合ってない・・・。「もう君だけを離したりはしない」「Can't stop fallin' in LOVE」「傷だらけでも抱きしめて」「Secret Code」「Bounce,Bounce,Bounce」とか、いい曲はあるんですが、上木彩矢が歌う必然性があるかというと微妙な感じ・・・。
「Secret Code」は愛内里菜「GLORIOUS」みたいだし、他の曲も愛内やZARDあたりが歌った方がいいんじゃないかとすら思える。その点では、上木彩矢としては異色な気がするデジロックではあるけど「ピエロ」はいい感じ。
僕は上木彩矢ファンではないので、そういう人も取り込める・納得させるような「上木彩矢'sロック」を魅せて欲しかった、というのが本音です。それはそれで僕にとっては受け付けないかもしれないけど、それなら納得いくし。なんともハガユイ思いのするアルバムでございました。
new deal/globe(★7点)
前作「maniac」から半年もしないで届いた、globe初のミニアルバム。「maniac」では、シングルゼロでも「Soldier」「Shine on you」みたいなシングルぽい曲があったのですが、今回はどれもアルバム曲みたいな感じだなぁ。「Hey Say Hey Yeah!!」は「BE TOGETHER」を思い出すポップな出来だけど、なーんか無理してポップにしたんじゃないかとか思ったり。「Plase Please Please」も、曲自体は良いけれど所々のボーカル加工が微妙。
やっぱり「maniac」の出来が良すぎたからちょっと過剰な期待を寄せていたのかも。悪いアルバムではないし、小室ヲタとしては毎度のようにイイ!とも思えるアルバムではありますが、ミニアルバムということもあって、ちょっと物足りない感じも受けました。
ただ、全曲歌モノのアルバムってひょっとしてglobe史上初めてではないだろーか。いつもインストとかが必ず入っていたのに、今回は入ってない。純粋に歌モノミニアルバムとして楽しめます。いいですね。
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