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久しぶりのレビューでございます。ここ最近は雑記でつなぎとめてましたが、実はレビュー書けないスランプでしたw スランプってほど大げさじゃないですけどね。
中島美嘉「LIFE」(★7点) 試聴はコチラ(Sony Music Online)
(作詞:高柳恋・ヒロイズム 作曲:JUNKOO 編曲:COLDFEET)
shelaの「Position」とか、Ruppina「Little Flower」とか、上戸彩「Pureness」とか、まぁ似たパターンのよくある楽曲ですねぇ。特にshelaのとはサビ最初の5音はほとんど一緒な気がするんだけどw
そんな感じの、avexっぽいキャッチーなデジポップナンバーなんで曲自体は非常に僕好み。ここ最近ずっと非・売れ線の曲ばっかり出していた中島さんからこんな曲がくるとはねぇ。さらに売れ線なだけでなく、今回バラードじゃないんだもんね。意外な不意打ちを食らいました。
ただねー・・・中島さんの声にはあんまり合わない気がするなぁ。やっぱり彼女は本格っぽい渋い曲とか、バラードの方が合ってる、色んな意味でアーティスティックな声なんだな、と実感。
バラードバージョンは無理矢理バラードにしただけで、特別新たな発見があるわけではなく。
それと、ジャケット不気味すぎです。曲は売れ線狙ってるのになんでこんな怖いジャケットになったのか非常に謎。タイアップがイジメがテーマのドラマだから?
JYONGRI「Lullaby For You」(★8点) 試聴はコチラ(公式ホームページ)
(作詞・作曲:JYONGRI 編曲:森俊之)
なーる、こういうバラードで来ましたか、って印象。アルバムはちゃんと聴いてないんですが話によるとバラードが多めみたいで、実はバラードの方が得意なのかなぁ、JYONGRIさんは。「Possession」の印象が強い彼女ですが、こういうバラードも結構イイですね。聞き心地イイです。でもまたキーボード傾けてパフォーマンスする曲もそのうち出して欲しいな、と思ってたらC/Wの「Catch me」はそんな感じの曲だった。C/Wにしては好印象。
とりあえず作曲のセンスは安定して良いので、次は作詞方面をどうにかして欲しいかな、と思う。トラックとかは格好イイ仕上がりになってるのにさ、詞が若干ちゃっちぃのが時々気になるので。そのギャップが個性だと言えばそうなのかもしれないけど・・・。
愛内里菜「Mint」(C/Wも合わせて★8.5点) 試聴はコチラ(BGV.JP)
(作詞:愛内里菜 作曲・編曲:泉田大志)
愛内里菜にとっては2004年の「Boom-Boom-Boom」以来の、なんと6作ぶり(愛内&三枝も入れると8作ぶり!)のアニメorゲームタイアップじゃないシングル(笑
と言うわけで、今作はアニソンっぽさは微塵もなく、これは完全に初期に戻ったな、って感じの軽快なダンスナンバー。まぁ、相変わらず一定のクオリティは保っているし、PVもジャケットもさわやかな感じに仕上がっていて良い感じではあるんだけど。なんかねぇ、シングルの風格があんまり無いんですよね。ソコが惜しい。
もうひとつ言うと、久しぶりに詞の当てはめ方に違和感があるなぁ。曲調が初期に戻ったら、作詞能力も初期に戻っちゃってる気がw
代わりに、C/Wの「yellow carpet」が、シングル級まではいかないけどC/Wには勿体ないレベルの楽曲。ダンスビート+ロックなサウンドがイイです。だけど、こっちもなんか詞に違和感。結構サウンドはハードなのに「銀杏並木2人歩く」とか、言葉選びが柔らかすぎるような気がします。
なんか全体的に惜しいシングルです。特に1曲目、初期の路線に戻ったりするのはいいけど、一旦ロック路線に移行したぶんの経験があまり生かされてないような気がしてなりません。ほんとにただ戻っただけ、という印象がなきにしもあらずなのが残念。
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