作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

New Sound Scape '96~ 第12回コンサート

2013-08-10 09:58:44 | 音楽
New Sound Scape '96~は、東京芸術大学出身者5名によるグループで、毎回テーマを決めたコンサートを行います。今回は8月8日「8」に遊ぶというテーマでの作品展でした。
プログラム{第1部}リムスキー=コルサコフの熊蜂の飛行。蜂を「8」にひっかけたもの。編成はフルート、マリンバ、ピアノ。マリンバとピアノの演奏は聴いたことはあるが、フルートが入ったものは、初めてきいた。

次は、真島圭による「八つの小品」美しい和声で、会場を一杯にした。
次は、和田恵「エリックに捧げる8つの詩」情熱的なバイオリンソロであった。
次はドヴォルザークの交響曲第8番 OP.88より第3楽章。作曲家自身のアレンジだそうだ。

{第2部}
小林弘人の「秋たちぬ」バスフルートと、ピッコロの実験的な編成であった。
次は、シベリウスの「ソナチネOp.80より、第3楽章」バイオリンとピアノの編成。
そして、林きららの「トルソ~マリンバソロのための~」8個の音列で作った作品。
最後に山口哲人の「8つの夜の断章」短い歌が8曲並ぶ。このコンサートでこの曲だけが歌曲だった。

どの曲も、力作であり、聴いている私達ものめりこんでいきました。


今度は再来年の冬だそうだ。楽しみです!!





コメント
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