祖父が残してくれたもの・・・

私の母方の田舎が
兵庫県・出石町（ 現在は豊岡市 ）であることは、以前のブログに書きました。

私の祖父は、この町の生き字引のような存在だった人で、

この町にあった小学校の創立100周年記念 （ 昭和48年 ）事業として　
出石の歴史を後世に残す為に
「 出石物語 」 という一冊の本を書きました





祖父は、この本の完成の一ヶ月ほど前に、この世を去りました。
さぞかし残念だったろうと思います。



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先日、母から・・・
「　私もそう長く生きていないと思う。　この本を もう一度読んで、
自分のルーツをしっかり覚えて、プライドを持っていてほしい 」 と言われました


数十年ぶりに開くこの本のページ

「 そうだったのか 」 と思うことがたくさんあり
この町の・・・自分の・・・ルーツを再認識


祖父が、本の冒頭で
「 この本を書くのが　２０～３０年遅かった。
もっと書けることがあったはず・・・ 」　と書いています。


私自身が今までに知っておかなければならないことが
もっと、もっとあった様に思います。


母からは
「 貴女が読んだあとは、Ｋちゃんに渡してほしい 」 と言われています

祖父の残してくれたものを・・・
間違いなく 受け継いでいきたいと思います。