こまちゃん

爺婆ふたり生活の日記

南宮山の花(ツルアリドオシ)

2008年06月17日 | 登山・散策
ツルアリドオシツルアリドオシ

「花がないね」と言いながら、何度となく登っている里山に小さな花が群生していました。花の多い山なら注目しなかったような目立たない花です。是非名前を知りたいと画像掲示板で問い合わせたら ツルアリドオシ という回答を2名の方から頂きました。名前が分かった喜びと見ず知らずの方が親切に教えてくださったことに感動しています。

photo by こまちゃん


ツルアリドオシ  
【花期】 6~7月 【草丈】 つる性
【和名の由来】 外見がアリドオシ(アカネ科)に似て、つる性であることから。「アリドオシ」は葉のつけ根にあるトゲが蟻を刺し通すほど鋭いことから。
【生育地・特徴など】 林内のやや湿った所に生える常緑の多年草。茎は地を這って分枝する。厚くて光沢のある卵形の葉が対生する。縁には波状の鋸歯がある。花は茎の先に2個ずつ並んで咲く。花冠の上部は4裂し、裂片の内面に毛がある。

暗いところで咲いているが、花は眩しいほどの白さなので、写真に撮るときはかなりマイナスに露出補正しなければ簡単に花の色が飛んでしまう。花は毛むくじゃらで、よく見てみると少しピンク色を帯びている。

果実は2個が合着したもので、球形で赤く熟する。隣り合った2個の花が合わさって、いびつな形をしているそうで、秋になったら探してみようと思う


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