十和田湖 の思い出だけを過去のブログから抜粋し、綴っておきます。
Dscf2043 8月の十和田湖
十和田湖・発荷峠
2013年8月28日(水)
外輪山の南側…国道103号線発荷峠(標高631m)からの十和田湖展望です! 遊覧船が走っている側に横たわっている岬は「中山半島」その奥の〖中湖〗を挟んで、ぽっこり見える山が 「小倉半島」です。 遊覧船が入って来る「休屋」側を〖東湖〗と言い、「小倉半島」向こうの「子ノ口」側を〖西湖〗と言います。 〖中湖〗が一番深く 300m超あります。
この湖を見て、ここが「超巨大火山(スーパーボルケーノ)」 だったなんて、ちょっと信じがたい出来事ですよねぇ~!
推定ですが標高600m~1000mの「外輪山」が湖の周りを、ぐるりと囲んでいるのが分かります。 湖の周囲長は46kmあり、湖水面の標高は400m、平均水深は71m、最大水深は〖中湖〗の 326mです。
「外輪山」が噴火前の山の高さであるとのことなので… カルデラ爆発噴火前の景色は、この高さ以上の山並みが湖の範囲も遥か彼方まで連なって見えたことでしょう! (※カルデラ火山噴火: 破局噴火と言い、地下のマグマが一気に噴出する壊滅的な噴火のこと。火砕流&火山灰を噴き上げ、噴火跡は陥没するのが特徴です。)
調べてみると…
十和田山の火山は20万年前 から活動し始め、大きな爆発的噴火は…5.5万年前、2.5万年前、1.3万年前の3回あったとのことですが、十和田湖の原型(外縁)は1.3万年前【八戸噴火】の陥没により出来たと考えられている。 〖中湖〗は 約6200年前の噴火で陥没し出来たという。
その後、驚いたことに… 915年(延喜15年)またもや【十和田大噴火】を起こし、文献記録では 周囲20kmを焼き払い 火山灰は東北一帯を広く覆い 火砕流 は「毛馬内(旧 鹿角郡十和田町)」まで到達したとの事です。 (過去2000年間の日本列島では、最大規模の噴火であったとみられる。 毛馬内は〔内藤湖南〕生誕の地であり… 旧〔湖南〕邸は、妻の実家であった。)
湖の対岸に見える外輪山の一番高い所が「御鼻部山(標高1011m)」です。その向こうには、うっすらと「八甲田」の山々が連なって見えます。
Dscf0253 35年目の姫マス
鹿角市・十和田湖
2009年4月11日(土)
花輪高校3Bの恩師、桜庭先生です。 約35年ぶりに、この日は良型のヒメマス3尾を釣り上げご満悦…快心の笑顔です。 ポイントは和井内桟橋沖200m、水深35m、底は泥です。 35年前の秘密ポイントにヒメマスがいてくれました。
夜明けはとても寒く重装備、朝の日の出から穏やかで鏡のような湖面でした。 日中も風の無い抜けるような青空 … 命の洗濯ができました。
帰りは樹海ライン経由で、大館市の先生宅へお邪魔して、玄関先へ並べて記念写真を撮りました。 先生の奥様も久々の十和田湖の恵みに大喜び! お二人共、どんなに美味しかったことでしょう!
Dscf0257 35年ぶりの感触
秋田県十和田湖
2009年4月11日 (土)
尺5寸級のサクラマスです。 花輪高校恩師の桜庭先生と釣り上げました。 操船とリールは私、たも網は桜庭先生のコンビは、35年?ぶりです。
ポイントは銀山河口、レッドコアライン90ヤード のトローリングです。 ルアーはベーテ(スウェーデン製)のヤムトランド〔コパー12g〕、裏面にレインボーシールを貼っています。
ボートのスピードは速足ぐらいで、沖100mから河口へ向かい、30m地点で右変進90度にカーブをきり、ルアーに変則的な動きを加えたら、ヒットしました! この時期は30m地点まで雪溶けの濁りが入るので、遡上するワカサギを狙ってサクラマスが河口に寄って来ます。
Dscf0261 幻のサクラマス♪
秋田県・十和田湖
2009年4月15日(土)
「銀山」河口でヒットした 《 幻?のサクラマス 》 です。 昔は…「和井内」~「滝ノ沢」間の トローリングで、40cm~50cmクラスのサクラマスが5本は釣れたものですが、30年前ぐらいからは釣れるのが奇跡なくらい、幻と化してしまいました。
Dscf0149 十和田湖の夕暮 2
十和田湖・滝の沢
2008年11月13日(木)
夕方4時過ぎに月が上り始め…「滝の沢」から見て、「ムジシ」方向に浮かぶ月が湖面を照らしました。 このような光の帯が湖面を渡り、月明かりがボートまで届いたのは初めて見ました。 満月の月とボートと太陽の位置関係の条件が重なり、さらに月と湖面の絶妙な角度のタイミングで遭遇したのかも知れません!
Dscf0141 十和田湖の夜明け
十和田湖・和井内
2008年11月13日(木)
十和田湖の夜明けです! 「和井内」から「銀山」方面に向う途中…あまりに神秘的な光景に、思わず停車させられました。 向う岸には休屋の微かな明かりが見えます。 とても清々しい気持ちになりました。
こんなに寒く無風なのに、どうして霧の雲海にならないのか不思議でなりません! 湖水がまだ暖かいからなのかなぁ~?
Dscf0140 十和田湖の夕暮 1
十和田湖・滝ノ沢
2008年11月11日(火)
ヒメマス釣りの竿に鈴を付けて当たりを待っているうち夕方…気が付いたら月が上っていました。 釣れない時ほど遅くまでねばってしまいます。
遠く…八甲田方向の外輪山には、夕陽の当たる山々の頂が見え、この情景からまだ帰りたくないのです。
Dscf1460 サクラマス釣り
十和田湖・銀山
1978年10月15日(日)
50cm級サクラマスを釣り上げました。 この日の釣果はサクラマス1尾でした。 内臓を取り、軽く塩をふり友人へお土産に持たせたら、ご両親は大変喜んで食べたそうです。
この帽子がお気に入りだったんですが…ある日、55馬力のボートを飛ばし過ぎて、帽子まで飛ばして!湖の彼方へ消えてしまいました。 後ろ髪の反り方を見ても、スピード気違いがバレバレですね!
Dscf1459 十和田湖の思い出
《 真夏のボート遊び 》
十和田湖・大川岱
1978年10月15日(日)
十和田湖大川岱にて、遊びに来た友人と、これからサクラマス釣りにでかけるところです。 ボートは15フィートのランナバウト、船外機は55馬力… 時速60キロで走れます!
Dscf1490 初のサクラマス
十和田湖・滝の沢~ムジシ
1977年10月16日(日)
小型船舶免許を取得したのは、昭和50年(1975年)9月5日、28歳でした。 翌々年、ボートのオーナーになり、十和田湖のサクラマス釣りに明け暮れました。 昭和52年は、年間計120本 釣り上げました。
この年の10月中旬… 恩師の 桜庭先生 を初めて十和田湖のサクラマス釣りへ誘いました。 大川岱から出航、滝の沢を過ぎたところで ヒット! 先生は、たも網を担当し見事ゲット 60cm超級のサクラマスです。
30分後に2本目が ヒット!、今まで見たこともない勢いで120ヤード までラインが引き出され、伸された竿を先生が思わずポンピング! 次の瞬間、バキッ ロッドが折れ、さらに5号のリーダーが切れてしまい二人で茫然喪失… しきりに謝る先生、なだめる私、2人共 ヘタヘタと力が抜けた 36年前の思い出です。
Dscf1458 30歳秋の思い出
十和田湖・滝の沢~ムジシ
1977年10月16日(日)
36年前、桜庭先生が初めて乗船してのトローリングで、ヒットした サクラマス…60cm超級の大物です。 この30分後にヒットした超大物は、ロッドを折られリーダーも切られて逃がしてしまいました。 ~
しかし…フライロッドが折れたのは操作ミスですが、ルアーとレッドコアラインを接続するナイロンリーダーは5号ライン3メートルなんです。 5号の糸は、大人が足をかけて引っ張っても切れないのに、残念無念! でも、桜庭先生のビギナーズ・ラックのおかげで大物が釣れて良かったです。
昭和52年、30歳 秋の良い思い出になりました。