大学生だったとき、大学の図書館で小説「氷点」を借りて読みました。
ストーリーは忘れてしまいましたが、その中で印象的だった記述があります。
それは、「男性は、自分のことに関心を持ってくれる女性のことを好きになる」というものです。(記憶があいまいなので、間違ってるかもしれません)
当時、それを読んで、確かにそうだなぁと感心した記憶があります。
学生時代、確かにモテる男はいました。それは、運動部だったり、顔がよかったりした人たちでした。しかし、モテない人も確かに存在し、よく考えると、モテない人達のほうが多かった。
僕もモテない人間でした。しかし、僕にはモテる要素がなく、いつしかモテることを諦めました。学生時代には恋人が欲しいなどと思ったこともありますが、社会人になってからは、自分から出会いを求めることもありませんでした。
そのまま、30代半ばになりました。来年は婚活を本格的にやってみようと考えていますが、一方で、独身アパート暮らしというのも、気楽で、それなりに楽しいものです。
恋愛をあきらめたまま生きてきましたし、今後も恋愛に傾倒するつもりはありません。しかし、マッチングアプリで「いいね」をもらうと、それだけでうれしいものです。やはり、僕も男性です。