天王星順行によせて 2

思い立った時にまとめておかないとねｗ

というわけで
めでたく昨日天王星が順行に転じました。

202101141748＠東京　天王星順行開始



天王星の第一義的な意味は「変化」
そこから
変化と革新、急激な変動
という意味を持つに至る。（演習占星学入門ｐ150）

このｐ150の記述でおもしろいのが、
天王星とのコンジャンクションの分類の中で
海王星、冥王星のところ。

海王星は1992前後以外にはこの組み合わせは今世紀にはありません。
精神面での安定がないので、実生活には対応できません、
とある。

この本は90年代に出版されたものなので、記述にある今世紀＝20世紀　なわけだが、
公転周期を考えると、21世紀中もないですな、こりゃ。
てことは、だ。
84と164.8の最小公倍数は、165で計算したら4620だったｗ
まじか？！もう何回生まれ変わってるかわからん！
なんか計算間違いしてるかもしれない…ｗ
でも、海王星の公転周期約165年っていうのも、実感わかないよなあ。
ちなみに今＝2021年の165年前つーのは奥様、1856年ですわよ。
てことは、幕末ですな。1853＝いやでござんすペリーさんだしｗ
ハリスが下田に領事館を開設したり、原敬が生まれた年だそうです（ウィキ見てみた
つまり、幕末のカオス期も魚座海王星だったということですな。


…あれ？
天王星から逸れたｗ


結果的に、92年前後は天王星と海王星が合だったということで
時はバブル崩壊が深刻に進んでいった時期ですな。
千代の富士が引退した年でもある。

ちなみに今から84年前は1937年＝昭和12年ですか。
ずぶずぶの戦前ですな。盧溝橋事件の年だもの。
いつの世も、不透明な世界情勢には牡牛の天王星が絡んでいるんですかねえ。


次に冥王星との合について
これは、自分の生まれ世代あたりなんじゃないかな。乙女座で。
→1963～74までだそう。
天王星と冥王星の合は投機性が強いので生活が不安定になりがち（同上ｐ150）とある。
想像するだに、平穏な状況ではありませんね。
64年が東京五輪で高度経済成長でぐーっと上がってきたところに
73年のオイルショックだもの。
トイレットペーパーと洗剤がなくなった、って言って
知り合いのおばさんがウチに紙と石鹸を持ってきてくれたのを覚えている。


さて冥王星の公転周期は248年なので…
84と248の最小公倍数は5208だってさｗ
今度この両者が合になる時は地球があるかどうかもわからんわね。


今日は火星と土星が誤差0.6で直角。
てことは、
天王星と土星の直角は誤差3.6度。
火星はこれから天王星に近づいていく。

一番近づいてるのが見えるのは20日の夜だな。
天王星は肉眼じゃ無理だけど。


正確に重なるのは翌日の朝ですね。

202101210600＠東京　火星　天王星　合

またすごいねこりゃ

…いやちょっと、これ、すごいですよ。
すごい、つーか、なんというか…
ＩＣが牡牛で地の星座、そこに天王星と火星が重なってて
その近くに月でしょ…！！
で、
太陽は水瓶に入ったばっかり。グレコンと団子になってる。
その団子がゆるくだけど、天王星火星ペアと直角を作っている。


めずらしい天体ショー、という意味だけで終わりますように！