見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

日々新しく

2020-09-12 06:20:30 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
ほぼ毎日五千歩目標に

近くの図書館周りを歩く

同じ道ばかり ヤだ!

と連れ添いはのたまう~

イエイエ、

道すじは変わりませんが
風景は刻々と変化します

一瞬たりとも同じ光景は
無いのですよ

飽きるなどと

悲しいことを
云わないでください~

半世紀ちかくも

連れ添った相手は------
飽きませんか?

日々新しく思う日
少なかったのですか?

私の責任ですね。





今日は

村の千手観音様に

お参りして帰りましょう



寂しきは晩夏の海よ

2020-09-05 17:08:12 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文

鬱陶しいニュースが溢れ
息の詰まる日々がつづく
そんな鬱屈としたときは
渚に立ち
“ヤポネシア„ と 呟く
私の呪文----
汚れてしまった
「美しい日本」
と云う 國は 雲散霧消し
琉球の島々から
北方四島辺りまでの
大小無数の島々が
波と潮風に洗われ
姿を現す

懐かしい 妣(はは)の國が
立ち現れる

ヤポネシアに還ろう

寂しきは晩夏の海よヤポネシア

          いふり山麓





捨てられない小石

2020-09-03 13:51:55 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
身の回り整理を急がねば!
三日ほど前の朝方
火鉢の中に隠匿していた
小石相当量を、レジ袋に詰め
玄関を出た

糸魚川の海岸へ
翡翠探しに行った時に
拾った小石たち
なんだか別れが切なくて
玄関横のコンクリート縁に並べ
水をかけてあげた
二日間も炎天下の渚を歩き回り
拾った小石たち
捨てられない~
ため息混じりで
今朝も水をかけている