見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

2021/10/30

2021-10-30 19:21:33 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
いつもの里山周回コースを今日は娘と巡った。娘は内気な性格だが四国歩き遍路を二回達成する強さも併せ持っているので少し頼もしい





茸の盛期は確実に終わったようだ

淋しいがまた来年に逢える

この里山で再び逢えるように
足腰心臓たちと打ち合わせしていきたい

今日は登山アプリ設定ミスで
歩数アプリだけの記録だけど1万五千歩を超えていた
嬉しい😍

明日は投票日
最高裁判事のはなしもするが、自分で調べて良否を決めるというので親の意見は差し控えた

調べる 考える 判断する

成長したなあと思う

私は期日前投票をした
政権与党に批判票を投じた








千振の花

2021-10-28 22:25:51 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文

団栗にまた逢いたくて
里山逍遙

団栗の黙が好きである

芽を出しはじめている
クヌギの実
蛸の妖怪のようでもある
まるでモンスターではないか

深山気分を満喫できるのが
嬉しい里山である

名もしれぬ黄蝶に
足を停め しばしあそぶ

急登はシッカリ階段整備してるので有難い

その傾斜で出会ってしまった
丈5~6cmの
凛とした五弁の花

名前がわからない

みしらぬ人に
恋をしてしまったような
胸のときめき

幸いにも里山の植生を調べている3人連れに出会い
画像をお見せしたら

センブリの花
と言われた

キノコにはわるいが素通り
野生の柿であろうか
素通り


スズメバチ😱
存在感あるけど素早く素通り


素麺茸
まだがんばってるね と声かけ素通り

青空の青
白雲の白
秋も終わるなあ

みちたりて里山逍遙を終える
胸のときめきは収まらない

多感な老人である



千振の花うっとりと白魔術
/ いふり山麓

帰ったら
"みちのく鬼の国/俳句フェスティバル"の入選賞状や賞品が届いていた
応募したのをすっかり失念してた
佳作だけど嬉しい😍

里山のときめきは
少し収まった


閑さや団栗らしき音ふたつ


みちたりて花梨が眠る夕辺かな

団栗の黙とむかひてのむ珈琲


/いふり山麓






おやすみなさいませ🙇





6000歩の成果

2021-10-18 22:48:37 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
朝から晴天ピカリ。
膝の疼きはあるけど
サポーターつけて里山周回に
GO~🚶🚶🚶

膝はユルクユルクというが
太ももと足首がいうことを聞かない
しかたがないからサクサクと登る😱

ドングリ君がたくさんお喋りしているけど、ゴメンゴメンと踏んでしまう

ドングリの悲鳴は
乾いた響きである

もし林の中で、
この響きが近傍から聴こえたりすると~

怖いと思う

団栗の砕ける響き誰ぞ彼/山麓

他の方だって
姿の見えない私が近くにいて
団栗の踏み音を響かせると
やはり怖いだろうな~

実はキノコを探していたのだけど、ようやく可愛いのに出会えた😋

このところ癖になったドリンクでひと休み😋😋

上り/下り 180m/180m
距離3.1km
消費カロリー250kcal
歩数約6000歩だけど高低差があり、満たされた感じ

まずまずのウォーキングでした🙋🙋

🌿里山は飽きませんよ~🌿


おやすみなさいませ🙇



蝉丸の墓

2021-10-10 22:12:45 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
思い立って、というより
🌿クリンの広場さん🌿のブログに
背中を押され、蝉丸の墓にでかけました。
いままで何度も何度も近くを通り過ぎていたのです。
近くだからいつか行けるさといつも思っていました。
車で約30分ぐらいの所です。
なのにクリンの広場さんの「蝉丸記事」に出会わなかったら、きっと行かずに死んでたでしょう。
縁とは不思議な力をもってますね。
今朝、連れ添いに「蝉丸の墓に行こう!」と宣告しました。旦那の突然宣告には慣れっこの連れ添いは即座の用意。そのはやきこと。
冷たい紫蘇のジュースを携え~~

越前陶芸村のちかくです。
ひっそりと三基の石塔がありました。

蝉丸の墓と思える真中の墓石。

案内看板の上に地元の方の想いが~

地元の教育委員会の表示。

近くに辛夷の実紅く。

蝉丸の墓については、私の能書きよりも、地元の子供たちに向けた昔ばなしを地元自治体がつくっているので、そちらを引用致しますね⤵️⤵️



🌿蟬丸の墓 🌿 
ある日の 夕ぐれ
一人の旅人が いっけんの家の 門口に立ちました。
 そして せなかにおっていた びわをおろして かき鳴しました。
 びわというのは むかしのギターです。  それは それは 美しい音色でした。
 だれが聞いても うっとりするような 音色でした。  そのびわの音に合せて 歌を歌いました。  
歌は 平家と 源氏の たたかいの 物語です。  よく見れば その人は目がふじゆうです。  
「お名前は。」と 聞きますと 「蟬丸です。」と 答えました。  蟬丸は「どうぞ この村へ とめてください。」と たのみました。
 「いいとも いいとも。」と 親切な 村人たちは とめることに しました。  「そして いつまでも いつまでも この村にいて 美しい びわの音を 楽しませてください。」と 言いました。  それから 蟬丸は この村に 住むことになりました。
 春の のどかな かすみたつ日 またさくらの花の さく日 びわを 鳴らしました。  夏の 緑の木の葉が しげる 木の下で、また 夕すずみの時、星を ながめて 歌いました。  秋の もみじの 山々、また 美しい 月夜のばん、びわを 鳴らしました。  冬の しずかに 雪のふる日、銀世界をながめて 歌いました。  春 夏 秋 冬 いつもいつも 美しい びわの音が流れ 美しい 物語が 流れたのです。  そのため 村人たちは 楽しい毎日を おくり、美しい心に なっていきました。  
やがて 蟬丸は としをとり 体もよわり 死ぬ日が近づいて いる事を 知りました。  その時 村の人たちの前で、「私が死んだら 私を七谷の真ん中に うめてください。」と たのみました。  それが 今のすえの谷の 真ん中の せみまるのはかの あるところです。  そして蟬丸の いた所を 蟬口というのだと 言われています。  ほんとうに 美しいお話しですね。

旧宮崎村教育委員会作成⇑



🙇おやすみなさいませ