自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

思い出のくるま旅 (5) ・瀬戸内しまなみ海道ウォークと祖谷かずら橋

2017年10月22日 | くるま旅
生口島の耕三寺や平山郁夫美術館を訪れたとき、いつの日か「しまなみ街道」を、全て渡って見たいと思っていた。そんな時に目に飛び込んで来たのが、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ全行程80kmを舞台に開催される「瀬戸内しまなみ街道スリーデーマーチ」の案内でした。瀬戸内の島々を結ぶ12のコースの中から選んだのは、大島の「よしうみバラ公園」をスタートして来島海峡大橋を渡り今治城吹上公園をゴールとする20kmのコースです。(赤線の部分)健脚の人は尾道スタートは2日間で、今治スタートは3日間で80kmを歩かれます。すごいですね。
※瀬戸内しまなみ街道は今治から尾道までの有料道路の車道とは別に、歩行者やサイクリング専用道路が設けられています。

  

 

この記事は、当日配られた号外です。
3.000人もの参加者があったようです。
    

コースのポイント地点と残りの距離を記載したものをもらい、
出発地点の「よしうみバラ公園」までバスで移動します


大島の「よしうみバラ公園」をスタートます。
いよいよ20kmのウォーキングの幕開けです。
 

しばらくは海沿いの道を行きます。
吉海町椋名漁港を通過します。
まだ、余裕があります。
    

これから渡る来島海峡大橋が見えてきました。 
この橋は第一・第二・第三と三つの橋で繋がっています。


橋の近くの休憩地点が近づいてきた。     


スタートから6.1km地点の吉海町の道の駅「いきいき館」に到着。
ここで昼食です。


これから来島海峡大橋に入り、全長4.1kmの来島海峡大橋を渡ります。


来島海峡大橋からの眺めです。


来島海峡大橋の上では、強い向い風に悩まされたが
瀬戸内海の眺望が素晴らしかった。 
かなりバテて来ています。          
    

強い向い風に悩まされながら橋を渡りきった。
一般道路に下ります。
 

来島海峡大橋を下りたところで、
みかんやお茶などの接待があり
疲れた体にはありがたかった。

左側に海を見ながらトボトボと進みます。
  

今治の造船所の近くを通る。
ホテイアオイの花咲く池もあった。
  

今治の商店街を通り抜ける。
ゴールまで、あと一踏ん張りだ。
 

ついに20kmを歩ききった。作り笑顔でゴール地点に到着。
完歩証をもらう。くたびれた。
だが、これから駐車場まで歩かなければならない。
  

ゴール地点で提出したチェックカード。


翌日は伯方島の伯方SCパークから
生口島の瀬戸田市民会館までの20kmコース
参加を予定していましたが、初日に
予想以上に疲れたので断念しました。
                
しまなみ海道スリーデーマーチに参加した翌日に、
徳島県の祖谷かずら橋に向かいました。
大歩危と祖谷かずら橋。
 

祖谷かずら橋
 

祖谷かずら橋入口とかずら橋付近で
匂いに誘われて食べたイワナとアメゴ。
 

祖谷街道を進みます。
阿波池田町を経て「うだつの町並み」が残る
美馬市脇町に向かいます。
 

断崖絶壁に立つ小便小僧と祖谷渓の眺め。
目の眩むような深い谷底が見えます。
 

徳島県美馬市脇町のうだつの町並み
 

   



美馬市脇町から大鳴門橋で淡路島に渡り、
淡路島を縦断しました。

淡路島から明石淡路フェリー。
通称「たこフェリー」で明石へ渡り帰路につきます。


ここからは、
しまなみ海道スリーデーマーチに
参加する前日に立ち寄ったところです

備中高松城址の説明と吉備津神社。
備中高松城跡では、豊臣秀吉が高松城
水攻めの際に築いた「蛙が鼻築堤跡」を見る。
一部が残っているだけだったが、
途轍もなく広い範囲の築堤に驚く。

 

備中国分寺跡と宝福寺。                     
 

雪舟
水墨画で有名な雪舟は
幼くして、この宝福寺に入り、
涙で絵を描いたという逸話を残す。     尾道の街角で。

 

尾道から向島へはフェリーで渡る。
   

因島大橋記念館と因島大橋記念館から眺めた瀬戸内海。
 
この後生口橋、多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋・来島海峡大橋を経由して
スタート地点の今治市へ入った。

     3泊4日の日程で、走行距離は1,222.6kmでした。

                               

思い出のくるま旅 (4)・京都時代祭

2017年10月19日 | くるま旅
京に広がる時代絵巻〔時代祭〕が今年も10月22日に予定されてます。時代祭は平安遷都から1,100年目を記念して明治28年に、桓武天皇を祭神として平安神宮が造営され、10月22日より10月24日にわたって紀念祭が盛大に挙行されました。そのとき、平安神宮の大祭及び建造物・神苑保存のため、広く市民によって組織された平安講社(各学区ごとに編成される「組」を単位にして構成されている)によって紀念祭の終わった翌日の10月25日に、延暦から明治に至る千余年の文物風俗を模した行列でもって時代風俗行列が行われました。そして翌29年からは、毎年遷都の日にあたる10月22日になり、今日に至っています。(京都市の案内より)
今回掲載した写真は2007年の時代祭を訪れた時の様子です。この時の旅は時代祭が目的でした。草津水生植物公園「みずの森」や彦根城、長浜市などを回りました。





   

時代祭の行列が始まる前の様子です。
 

 

行列が京都御苑の中を進みます。
 

中には、大観衆に興奮したのか、むずがる馬もいましたが、
巧みな手綱捌きでコントロールします。
 

 

  



 



 



  



 

 



 

 

 

 

大原女(おはらめ)
大原女は洛北大原の里の農家の女性たちで薪(まき)や炭などを頭に乗せて京の町へ行商に出ていました。


白川女 (しらかわめ)
北白川付近の女性たちで、比叡山のすそ野、白川に広がるお花畑の花を「花いらんかえー」と売り歩いていました。


以下は、時代祭の後に訪れたところです。
旧九条家捨翠亭
 

 

相国寺


錦天満宮
 

錦市場
 

店頭には、丹波産の松茸が並んでいました。
この値段では手も足も出ませんね・・・。
 

錦市場と京都タワー
 

滋賀県草津市・草津水生公園「みずの森」






滋賀県彦根市「埋木舎」
世の中を よそに見つつも うもれ木の 埋もれておらむ 心なき身は
井伊直弼は、自らを花の咲くこともない(世に出ることもない)
埋もれ木と同じだとして、逆境に安住の地を求めてその居宅を
「埋木舎」と名づけ、それでも自分には「為すべき業」があると
精進したという。
 

滋賀県彦根市「埋木舎」
 

長浜市内
 

思い出のくるま旅 (3)・東北一周の旅

2017年10月18日 | くるま旅
10月11日・12日にアップした「思い出のくるま旅・東北編」の続編です。これも10年ほど前の旅の記録です。
6月1日から20日にかけて東北の初夏を訪ねた時のものです。以下のコースで回りました。
走行距離は3,441kmでした。画質が悪いですが、写真はアルバムからの複写です。


名古屋港から仙台港までは
太平洋フェリー「きたかみ」を利用しました。


名古屋港を午後8時に出港し仙台港まで
23時間の船旅の始まりです。
フェリーではショーやピアノ演奏などを楽しむ。
 

仙台港からは松島や牡鹿半島に立ち寄り、気仙沼
釜石・宮古・北山崎・久慈などを経て北上します。

牡鹿半島御番所公園と種差海岸蕪島のウミネコ
 



下北半島むつ市から恐山に向かう道の両側は
まるでフキ畑のようだつた。

恐山

恐山・三途川

恐山・賽の河原


奥薬研温泉かっぱの湯
川沿いの野趣あふれる温泉だった。


奥薬研温泉夫婦かっぱの湯
入浴していた地元のこの人と話す。
フキを採りに来ているという。
沢の近くのフキしか採らないと話しておられた。


本州最北端の地・下北半島大間崎




仏ヶ浦
長い年月をかけて自然が作り上げた光景です。
自然の偉大さを感じます。
駐車場から長い石段を20分ほど下りると
この光景に出会えた。船便もあるようでした。


九艘泊
むつ市脇野沢の九艘泊は下北半島の南西端の漁村。
江戸時代には早くから港町として発展したようです。
道はここで行き止まりとなる。
脇野沢は世界最北限の猿の生息地でもあります。


十和田湖畔に駐車して、タクシーで石ケ戸まで移動し、
奥入瀬渓流沿いを子ノ口まで8.9kmを歩く。

山菜の王様「シドケ」を採りに山に入るため
流されないように、木にくくりつけたロープを
腰に巻いて奥入瀬渓流を渡る人。
この人と、しばし雑談。
" シドケを食べると体内の毒素が
抜けるような気がする" と話しておられた。


酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂に入る。
入口は別々だが、中は混浴で仕切りも何もなかった。

すいれん沼と八甲田山


まだ雪が残っていた。


水芭蕉も咲いていた。


青森観光物産館アスパムから見た青森ベイブリッジ。


青森駅前


青森駅付近には市場が数軒あった。魚の種類の多さ多さに驚く。


津軽半島竜飛岬
ここは本州の袋小路だ。読者も銘肌せよ。
諸君が北に向かって歩いている時、
その路をどこまでも、さかのぼりさかのぼり行けば、
必ずこの外ヶ浜街道に到り、路がいよいよ狭くなり、
さらにさかのぼれば、すっぽりとこの鶏小屋にも似た
不思議な世界に落ち込み、そこにおいて諸君の路は
全く尽きるのである。
     「津 軽」より  太宰治





竜飛岬の集落でフキの皮を剥く人たち。

日本で唯一の階段国道339号線。 
 

階段国道を上がる途中で地元の人に天然のセリを教えてもらう。香りが強かった。
この階段国道を上がると、石川さゆりさんの♪「津軽海峡雪景色」の記念碑があった。

竜飛岬から眺瞰台を経由して小泊に至る、竜泊ラインは
右手に日本海、山側にヒバ原生林が広がる素晴らしい景観だった。
途中、地元の人にタケノコ(根曲がり竹)が生えている場所を教えてもらう。
30分で30本の収穫。

青森十三湖


十三湖から金木町・五所川原・弘前城と津軽藩ねぷた村・岩木山神社
鯵ヶ沢・十二湖・能代・大潟を通り男鹿半島に入る。

秋田・男鹿半島入道崎
 

男鹿半島から秋田市・角館・田沢湖を経て乳頭温泉へ立ち寄る。

秋田・乳頭温泉「鶴の湯」
鶴の湯は日曜日とあって賑わっていたが
露天風呂は意外にも空いていた。
 

孫六温泉「黒湯」
黒湯は乳頭温泉郷の最奥にあり、
木の樋から落ちる打たせ湯の音と
鳥のさえずりだけが聞こえる
静かな温泉だった。
「鶴の湯」と「黒湯」の両方に入る。
 

秋田・玉川温泉
岩の上にゴザを敷いて岩盤浴をする人が多かった。
岩場の真ん中にある露天風呂では、
人目を気にすることなく入浴する男女の姿があった。








   

玉川温泉からは盛岡市・花巻市・北上市・水沢市
中尊寺・新庄市と進む。

♪「北上夜曲」の碑が立つ北上川畔とみちのく民俗村
 

肘折温泉郷黄金温泉カルデラ館で立ち寄り湯
天童高原へ向かう。

山形・天童高原
前日の雨が上がった天童高原の朝の風景は格別だった。


山寺立石寺
立石寺の山門から奥の院までの1,000余段の
石段はきつかったが、舞台造りの五大堂からの
眺めは素晴らしかった。


西蔵王高原ラインは、カーブはきつかったが、
道は整備されており、見通しも良かった。
展望広場からは山形市内が、蔵王ラインからは
上山市内が一望できた。

蔵王大露天風呂


蔵王お釜と蔵の街喜多方
喜多方では地図を片手に蔵を巡る。
歩きすぎて少し疲れを感じる。
 

会津・大内宿と霧降高原大笹牧場
小雨に煙る大内宿の軒先を流れる小川の清らかさ、
道端を彩る花々や藁葺屋根の民家が印象的だつた。
 

日光東照宮と吹割の滝
 

草津温泉・西の河原露天風呂と武具脱池
 

白根草津高原道路


旅の記録の一部
 


      白根高原道路から軽井沢・上田・更埴・松本に立ち寄り帰路につく。

思い出のくるま旅 (2)・東北の秋を訪ねる旅 ②

2017年10月12日 | くるま旅
        昨日からの続きです。

秋田県の道の駅「やたて峠」で地元の人に、太平湖へ行く道路状況を訊ねる。近道を教えてもらい随分時間が短縮できた。この人が、小又峡について色々と教えてくれた。小又峡で熊が昼寝をしているのに遭遇した人がいるのだとか。そんなお話を聞いた後、大葛温泉を過ぎたあたりで、車中から熊の親子連れを目撃し車を停めて様子を見る。子熊2頭と母熊のようだ。道路脇の木の実を食べていたようだが、こちらに気づき山の中へ消えた。残念ながら写真を撮る余裕はなかった。

小又峡へは太平湖 (森吉ダム) を船で渡ります。
 

秋田県太平湖
太平湖グリーンハウスから10分ほど山道を下ったところから船に乗り、
約30分で小又峡の入り口に着きます。


船上から眺めた山々の紅葉風景です。
 

船着場から1.7km上流にある三階の滝を目指して歩きます。
  

 



ヤマメかイワナでしょうか、清流に魚影が確認できたました。
 

 

この付近は道が狭い上に深い谷底が目につきます。左側の狭い道を進みます。
 

川幅が少しひらけたこのあたりで、昼食や休憩を取る人が多かった。


この梯子は山の中へ入るのに使われるもののようです。
  

 

三階の滝に到着。滝が三段になっていることから三階の滝というようだ。


森吉高原
三階の滝へ行った後は、森吉高原に向かいます。
 

乳頭温泉へ向かいます。
乳頭温泉に向かう道も紅葉のトンネルです。


黒湯温泉と孫六温泉
黒湯温泉駐車場に車を置いて、孫六温泉へは歩いて向かいます。
 

孫六温泉
今回は孫六温泉で入浴する。ここの露店風呂から千達川沿いの
紅葉の眺めは素晴らしかった。
 

孫六温泉と横手かまくら館
横手かまくら館では、氷点下6℃の部屋の中に作られた
かまくらを体験。
 

山形県の出羽三山神社付近と魚の行商人
 

羽黒山五重の塔と杉並木の説明
 

出羽三山神社と五重の塔
羽黒山では、樹齢300年以上を経た巨杉が並ぶ山道を
二の坂まで登る。急坂できつかった。
 

山形県朝日村の道沿いで
 

田麦俣多層民家
月山から田麦俣多層民家を経由して、西川町に至る旧道は
カーブの多い悪路だったが紅葉は最高だった。
 

米沢・上杉謙信像と上杉記念館
 

米沢から五色沼に向かうのに、間違えて五色温泉にナビをセットし
酷い道を走ることになった。その道は県道232号線。狭い上に
ガタガタ道で、磐梯吾妻スカイライン入り口に着いた時には
ホッとした。

磐梯吾妻スカイライン
 

 

五色沼
 

日光第2いろは坂では、「ほ」5のカーブから渋滞が始まり、
17.3kmを抜けるのに、約1.5時間を要した。
中禅寺湖畔が紅葉の見頃を迎えたのと、土曜日とあって
大勢の人が繰り出したようだ。

赤城山麓覚満淵
   秋くれて木々の紅葉は枯れ残る
         さびしくもあるか覚満淵は

    この御製は、昭和58年天皇陛下が覚満淵を散策された時の
    印象を詠まれたもの。
 

赤城山麓大沼
赤城山というのは、連峰の総称で黒桧山1.828mが主峰。
 

高崎達磨寺
毎年のように大晦日のテレビで紹介されるので、
どんなところだろうと思い立ち寄る。
   

高崎白衣大観音と参道の土産物店
高崎白衣大観音は昭和11年10月の建立で、高さ41.8mもある。
近くで見ると実に巨大だ。
 

妙義山神社
妙義山の峻険な山容を背景に建つ妙義神社へは急な石段を上がる。
鬱蒼と繁った木立の中に格式の高い神殿がある。


         東北の秋を訪ねる旅(完)

思い出のくるま旅 (1)・東北の秋を訪ねる旅 ①

2017年10月11日 | くるま旅
旅先で出会った人の影響を受けて、リタイアする数年前から安い費用で旅ができる、くるま旅の魅力にとりつかれて、全国各地を車で回って来ました。ほぼ日本一周をしたといってもよいかと思います。その旅の思い出を不定期ではありますが順次アップしていきたいと思います。今回は10年ほど前の10月上旬から中旬にかけて訪れた紅葉の東北編です。宿泊地はキャンプ場、道の駅、高速道路のPAだったりと様々です。貧乏旅行です。写真はアルバムからの複写で画質が悪く、小さなサイズでの掲載となります。(現在は車中泊の旅は卒業しています)
   東北くるま旅コース 走行距離は、2.434kmです。14泊15日の日程でした。


旅の脚はキャラバンハイルーフをベースにした、二人旅用キャンピングカーです。 
  

                        
名古屋港から仙台港まではフェリー「いしかり」を利用しました。
太平洋フェリーは、フェリーオブザイヤーを毎年受賞しているだけに
船内は豪華な作りになっていて、船旅をゆったりと楽しむことができます。
フェリー船内では船長トークショーや楽器演奏などが催されます。  
 

厳美渓 (岩手県一関市)
ここの駐車場の管理人さんに、どちらへ向かうのかと訊かれ須川高原だと答えると、
自分も明日行く予定だが、今、須川高原の紅葉は一番の見頃だとの情報を得る。
   

須川高原
須川高原温泉は岩手・宮城・秋田三県にまたがる栗駒山の中腹にあり、
標高1,126mにあります。
須川高原温泉の駐車場に車を置いて、栗駒山の広大な樹海が紅葉する中を、
湿原のお花畑から賽の磧を2時間かけて歩く。
    

ここの紅葉のスケールの大きさには圧倒された。
   

 

須川湖
 

小安峡温泉と川原毛地獄
  

川原毛地獄
  

川原毛大湯滝
川原毛大湯滝は、上流にある川原毛地獄から吹き出す熱湯が沢水と混ざり、
20mの断崖から流れ込む。
福島から来たという数人連れが入浴していたが、湯温が低く寒そうであった。
  

遠野カッパ淵
遠野常堅寺の裏を流れる小川の淵にはカッパが多く棲んでいて、人々を驚かし
いたずらをしたという。
 

遠野の風景
  

遠野・千葉家の曲り家
高い石垣の上に建つ、豪壮な構えの千葉家曲り家は約190年前の建築で、
床面積538㎡もあり、かつては作男15人を含め25人の家族と馬20頭が
生活していたという。
  

 

八幡平
八幡平自然休養林野営場で泊まる。気さくな面倒見のいい管理人さんだった。
朝自宅の畑で採れたというキュウリをいただく。
野営場には、八幡平源泉掛けながしのマグマの湯があり、
24時間自由に温泉に入ることができた。

八幡平では山頂展望コース一周約50分を散策。
 

八幡平から見た岩手山
  

藤七温泉
ここの露天風呂に入浴。眺めの良い浴場だった。




八幡平蒸ノ湯温泉とその周辺
蒸ノ湯付近の紅葉は最盛期で鮮やかな色で埋め尽くされていた。




発荷峠から見た十和田湖と十和田湖畔。
 

奥入瀬渓流
十和田湖に車を置いて、タクシーで白糸の滝まで行き、
渓流沿いを歩いて十和田湖まで戻ったが紅葉にはまだ早かった。
このあたりの紅葉は、11月に入らないとダメだとか。
   

谷地温泉に向かう道と八甲田山の主峰大岳
大岳(標高:1584m)を主峰とした18の山々からなる火山群を八甲田山と呼ぶ。
谷地温泉から酸ヶ湯温泉にかけての表八甲田、通称八甲田ゴールドラインは
さながら紅葉のトンネルの中を走っているようだった。
 

地獄沼
 

 

まんじゆうふかし
ここでは数人の女性が板の椅子に座って、まんじゅう ? をふかしていた。
 

まんじゅうふかしと田代湿原
 

田代湿原
  

浅虫温泉
右側の大きな建物が、道の駅「ゆ〜さ浅虫」です。
5階が温泉入浴施設になっていて陸奥湾の眺めが最高だった。
 

道の駅なみおか アップルヒル
この道の駅で、ナラタケというキノコを購入。地元の人が調理方法を教えてくれた。
ここで売られている、りんごの種類の多さに驚く。世界一という大きなリンゴを購入。
 

白神山地
白神山地暗門の滝入口のアクアグリーンビレッジANMONで2泊。
ここのキャンプ場でナラタケを採取して食す。美味なり。
ここから津軽峠を越えて、日本海に面する岩崎町に抜ける予定だったが、
狭い上にカーブも多くて大変な悪路だということで断念する。
 

暗門の滝
「津軽平野を貫流する岩木川の奥に暗門滝とて、陸奥第一の大滝あるが、
地僻にして訪う者稀なりことは、惜しきもの哉。いでや我れ岩木山を下りて、
之を訪はむとす。林道と別れて、渓流を縫ふ。山高く、谷ふかし、屏風の如き
巨巌に挟まれて、渓流躍る(後略)」     大町桂月


世界遺産白神山地の入り口「暗門の滝」までいく。3の滝→2の滝→1の滝へと渓流沿いの
険しい道をや約1時間かけてたどり着く。紅葉が清流に映えて美しかった。
ここは奥入瀬に勝るとも劣らないといえる。
翌日は「ぶなの原生林散策道」を散策。巨木が多かった。
 

暗門の滝
  

 

 

          明日に続きます。

  明日は秋田県最後の秘境ともいわれる小又峡と三階滝です。