「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。
インフルエンザ予防接種のお問い合わせをたくさんいただいていますが、すでに予約の受付は終了しており大変ご迷惑をおかけいたします。今シーズンはワクチン製剤の供給が例年より少なく、またその報道により接種をご希望の方が殺到されたようです。
さて当院では今月から中日新聞東三河版の「教えて!ドクターQ&A」に記事を執筆させていただくことになりました。いくつかの医療機関の医師が交替で執筆するため、私の記事の掲載は数ヶ月に1回です。
本日(11月14日)の記事は肺炎球菌ワクチンについてです。詳しくは本文を読んでいただくとよいのですが、簡単にまとめると
- 肺炎球菌は病原性が強く、肺炎だけでなく侵襲性肺炎球菌感染症という命に関わる病気の原因になること
- 肺炎球菌ワクチンには23価莢膜多糖体ワクチン(ニューモバックス®NP)と13価結合型ワクチン(プレベナー13®)の2種類があること
- 2種類のワクチンは効果や接種可能年齢などに違いがあるので、使い分けが必要なこと
- 肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンはぜひ同時接種で
ということです。
65歳以上の方でお手元に「高齢者肺炎球菌予防接種」のお知らせが届いている方は、お早めに接種をお願いいたします。当院では豊橋市内の方の接種を受け付けています。接種は予約制ですので電話(0532-69-5678)でご連絡下さい。