こんなことがありました。

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【写真展】現在地のまなざし

2024年12月19日 | 写真集/写真展
昨日はシルバーデー(毎月第3水曜日)で無料鑑賞日だったので東京都写真美術館に行ってきました。

「現在地のまなざし」展 日本の新進作家 vol.21 。毎年開かれている新進作家展で、今年は大田黒衣美|Otaguro Emi、かんのさゆり|Kanno Sayuri、千賀健史|Chiga Kenji、金川晋吾|Kanagawa Shingo、原田裕規|Harada Yuki の5人の作品が紹介されています。
東京都写真美術館

太田黒衣美さんは絵や彫刻作品も同時に展示されていましたが、写真もチューインガムで作られた作品を撮影しています。横浜トリエンナーレでも展示されていて気になっていた作家です。
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かんのさゆりさんの作品は、新興住宅地のスナップと思われる写真が並びますが、東日本大震災以後の”故郷”の変貌していく風景だそうです。
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きれいな写真が並んでいるので気が付かなかったのですが、Webで調べるとかんのさんは、比較的安価なデジタルカメラをずっと使用していて、この作品も高価なカメラで撮影されたものではないようです。

金川晋吾さんは、最近良く写真展で見掛ける作家さんですが、身近な人物を撮影されています。《明るくていい部屋》は一緒に暮らしている二人の男性と女性、および女性のパートナーの男性4人のスナップです。最初見たときは4人の関係性が良くわからなくて、作品としても理解できませんでした。
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ふげん社より同名の写真集が今年出されています。目黒のふげん社にその後行ったので、写真集も見てきました。こちらでは時系列にもう少し詳しいいきさつが書かれていました。

原田裕規さんの《One Millon Seeings》は3点の動画作品ですが、どちらも誰かが大量の写真を1枚、1枚眺めているだけの画像です。
会場の外には大量の写真が置かれたテーブルがありました。
IMG_7576

それぞれのまなざしを感じながら、写真てなんだろうと考えさせられる写真展でした。 来年の1月19日(日)までです。

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