それにしても、人員は十分だったしバロンは比較的おとなしく、充分近くに近寄らせてくれたので、テレビの前の人たちはまさか死んでしまうとは思ってもみなかったことだろう。そして、国内の大きくて有名な動物園から売られてきたなんてことも想像さえしなかったはずだ。
一部の瀬戸市、多治見市、土岐市には戒厳令とまでは行かないが、家の中で待機していた人たちも大勢いたと思う。ヘリまで飛ばして大々的にライブ中継まで流していた大騒動だったにもかかわらず、天王寺動物園のテの字も表に出てくることはなかったが、「卒業」したその日の事件に応援に駆け付けることはなかったのも不思議でしょうがない。
こんな大変な事実を知ってしまったからには何とか抗議くらいしたいと思い、考えあぐねていたとき、行動を起こしてくれた動物愛護団体があったことを知って本当に嬉しかった。
天王寺動物園に抗議書を送ったPEACEという動物愛護団体のサイトには抗議書を送るに至った一連の経緯が詳しく書かれている。また、送った抗議書が載せてあり、当然に思える疑問や安易な繁殖と譲渡に対する抗議などが書いてある。↓
http://animals-peace.net/zoos_and_aquariums/tennojizoo-barron
事前の調査によると、天王寺動物園は他園ではバロンの貰い手がなかったので、ある動物商と他の動物を含める交換譲渡をしたと答えている。そこで、グラントシマウマを亡くして困っている円山動物園には声をかけたのかという疑問が出てくる。そしてその動物商とは動物の販売と移動動物園を手掛けるバロンの現所有者(有)ガイアプロダクトではないのか?という疑いもぬぐえない。
天王子動物園の話を信用するならば、最初にバロンが譲渡されたある動物商がバロンを(有)ガイアプロダクトに転売したのであれば、「(有)ガイアプロダクトにもう売らないで」と言えないはずなのだが…。と、少しわからない部分もあるが抗議内容はもっともなことばかりだ。
次に、なぜ物々交換だったのだろうかというと、動物園のサイトを見ればわかることだが、天王寺動物園の動物取扱業の登録が「展示」のみで、「販売」を登録していないからだと思う。
動物取扱業に関する表示
氏名又は名称 大阪市長
事業所の名称 大阪市天王寺動物園
事業所の所在地 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
動物取扱業の種別 展示
登録番号 070240E
登録年月日 平成19年6月1日
有効期間の末日 平成29年5月31日
動物取扱責任者氏名 市川 晴子
またしても、このように動物園が絡む悲惨な動物の事件が起こってしまった。動物の命の軽視がその根底には潜んでいると思えてならない。天王寺動物園にははっきり説明してほしい事ばかりだが、現時点ではまだ天王子動物園からの回答はまだ無いようだ。市の運営する公的動物園が動物の譲渡に関する情報を求められたのならば、解答しなくてはいけないはずなのだが、だんまりを決め込むのだろうか。
週刊誌やその他のメディアが知っていて報道しようとはしないのは一体なぜなのだろうか。間に動物商を介しているのだとしても、道義的には少なくとも、手放した経緯を話す義務があると思うのだが…。
天王寺動物園のHP
http://www.jazga.or.jp/tennoji/
3月22日のバロンの出園を知らせるページ
http://www.jazga.or.jp/tennoji/nakigoe/2016/04/diary.html
なきごえどうぶつえん日誌より抜粋
3/22
はれ
●横浜市立よこはま動物園よりメガネグマのプッペ(雌)とウンピョウのショウ(雄)が、横浜市立野毛山動物園よりフサオマキザルのマユゲ(雄)が来園しました。
●グラントシマウマのバロン(雄)が出園しました。
それなのに、バロンの死についてはFBでもスルーしている。なぜ?
バロンは雄に生まれたばかりに貰い手は無く、余剰動物として手放され、どこへ行こうと知らんぷりされてしまったのだとしたら、捨てられたも同然だ。一生面倒をみるつもりがないのならば、安易に繁殖させて、集客の道具に利用して捨てるようなことをしてほしくはない。
子どもたちに夢と希望を与える楽しいはずの動物園の裏で、本当に軽々しく、このような繁殖や譲渡が行われているとすれば、説明のしようがない。だから、出るに出られないということなのかもしれない。そう思われても文句が言えるだろうか。ホームページでいいから、説明の義務を果たしてほしいと思う。
一部の瀬戸市、多治見市、土岐市には戒厳令とまでは行かないが、家の中で待機していた人たちも大勢いたと思う。ヘリまで飛ばして大々的にライブ中継まで流していた大騒動だったにもかかわらず、天王寺動物園のテの字も表に出てくることはなかったが、「卒業」したその日の事件に応援に駆け付けることはなかったのも不思議でしょうがない。
こんな大変な事実を知ってしまったからには何とか抗議くらいしたいと思い、考えあぐねていたとき、行動を起こしてくれた動物愛護団体があったことを知って本当に嬉しかった。
天王寺動物園に抗議書を送ったPEACEという動物愛護団体のサイトには抗議書を送るに至った一連の経緯が詳しく書かれている。また、送った抗議書が載せてあり、当然に思える疑問や安易な繁殖と譲渡に対する抗議などが書いてある。↓
http://animals-peace.net/zoos_and_aquariums/tennojizoo-barron
事前の調査によると、天王寺動物園は他園ではバロンの貰い手がなかったので、ある動物商と他の動物を含める交換譲渡をしたと答えている。そこで、グラントシマウマを亡くして困っている円山動物園には声をかけたのかという疑問が出てくる。そしてその動物商とは動物の販売と移動動物園を手掛けるバロンの現所有者(有)ガイアプロダクトではないのか?という疑いもぬぐえない。
天王子動物園の話を信用するならば、最初にバロンが譲渡されたある動物商がバロンを(有)ガイアプロダクトに転売したのであれば、「(有)ガイアプロダクトにもう売らないで」と言えないはずなのだが…。と、少しわからない部分もあるが抗議内容はもっともなことばかりだ。
次に、なぜ物々交換だったのだろうかというと、動物園のサイトを見ればわかることだが、天王寺動物園の動物取扱業の登録が「展示」のみで、「販売」を登録していないからだと思う。
動物取扱業に関する表示
氏名又は名称 大阪市長
事業所の名称 大阪市天王寺動物園
事業所の所在地 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
動物取扱業の種別 展示
登録番号 070240E
登録年月日 平成19年6月1日
有効期間の末日 平成29年5月31日
動物取扱責任者氏名 市川 晴子
またしても、このように動物園が絡む悲惨な動物の事件が起こってしまった。動物の命の軽視がその根底には潜んでいると思えてならない。天王寺動物園にははっきり説明してほしい事ばかりだが、現時点ではまだ天王子動物園からの回答はまだ無いようだ。市の運営する公的動物園が動物の譲渡に関する情報を求められたのならば、解答しなくてはいけないはずなのだが、だんまりを決め込むのだろうか。
週刊誌やその他のメディアが知っていて報道しようとはしないのは一体なぜなのだろうか。間に動物商を介しているのだとしても、道義的には少なくとも、手放した経緯を話す義務があると思うのだが…。
天王寺動物園のHP
http://www.jazga.or.jp/tennoji/
3月22日のバロンの出園を知らせるページ
http://www.jazga.or.jp/tennoji/nakigoe/2016/04/diary.html
なきごえどうぶつえん日誌より抜粋
3/22
はれ
●横浜市立よこはま動物園よりメガネグマのプッペ(雌)とウンピョウのショウ(雄)が、横浜市立野毛山動物園よりフサオマキザルのマユゲ(雄)が来園しました。
●グラントシマウマのバロン(雄)が出園しました。
それなのに、バロンの死についてはFBでもスルーしている。なぜ?
バロンは雄に生まれたばかりに貰い手は無く、余剰動物として手放され、どこへ行こうと知らんぷりされてしまったのだとしたら、捨てられたも同然だ。一生面倒をみるつもりがないのならば、安易に繁殖させて、集客の道具に利用して捨てるようなことをしてほしくはない。
子どもたちに夢と希望を与える楽しいはずの動物園の裏で、本当に軽々しく、このような繁殖や譲渡が行われているとすれば、説明のしようがない。だから、出るに出られないということなのかもしれない。そう思われても文句が言えるだろうか。ホームページでいいから、説明の義務を果たしてほしいと思う。