犬小屋の中へ

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海外での評価を伺ってみました

2007-08-28 22:37:17 | 創作活動・情報
こんばんは。これから涼しくなってくるみたいですが、暑い日がまだまだ続きますね~。小島よしおさんの悪魔のような形相が気になって仕方がない今日このごろです。

先日はお台場で開催されていた自費出版のイベントに足を運び、そこでデジタルジャンプ「マルラボライフ」すこやかペンギンさんの単行本を購入してきました(おまけで特製はんこもいただきました)。「eyesore」という作品で、上下巻なんと合わせて600ページ以上というボリューム!高校時代からの集大成本という事で、とても嬉しい作りとなっています。キャラ同士の掛け合いも面白いですし、話の途中にあるジャッキー&マチルダの4コマも毎回シュールで楽しいです。サイト上で通信販売も行っているようなので、ぜひ購入してみて下さい。
やっぱり継続は力なんですね~。作品に対する愛情や姿勢、本当に見習わなければと思います。10年後とか、おやぢとか作ってんのかな?俺

最近、海外でのフラッシュの投稿サイトnewgroundsに投稿してみています。こちらはアメリカで10年以上前に立ち上げられた、世界で最も有名なフラッシュの投稿サイトだそうです。海外の人がみたらどんな風に見えるのか?と興味があったので非難も念頭におきつつ投稿してみました。
一日に300点ものフラッシュが世界から投稿され、5点満点評価で2点に満たなかったもの、閲覧数が200を越えなかったものは毎日墓場往き( Obituaries)という形になっているようです。主軸はアメリカなので、やはり受けるものの傾向が日本とは全然違いますね。絵柄に関してはわりとざっくりと描かれているものの、とにかくバリバリ動くものが受ける傾向にあるようです。そして、アメリカンコミックの影響もあるのか、ヒーローアクションものは人気ありますね。日本や中国では叙情的な描写が多くみられますが、こちらではほとんど見かけなかったです。テレビ放映での規制が激しい反動もあるようで、とにかく人が激しく殺されたりするスプラッターな笑いや、サウスパークのようなテイストのギャグも多いです。またテレビゲームからのパロディものが多いのは日本も同様かもしれません。
それでも好評価をされているものは本当に素晴らしく、プロのアニメーターとして活動されている方も沢山参加し、日本でも観られないような表現がたくさんあります。やはり世界にはすごい人が沢山いるものですね

で、とりあえず何点か投稿してみたのですが、コメントを見るとなんと言うか褒めてくれる人は手放しで賞賛してくれて、けなす人はとことんまでけなしてくる、というのが外国の方らしいなと感じました。
まあ救われるのが英語だからあんまり気にならない、というところですね。これが日本語だったら屋上からダイブしてたかもしれません 

一番受けるのでは、と期待していたおやぢシリーズが意外にも受けずびっくり。というかよく意味が通じなかったのかもしれませんが、そんな中のコメントをご紹介します(全て翻訳ツールで和訳したものです)。

(おやぢvsツッパリ軍団→文字通り、それは非常に同性愛者でした。それさえおかしくなかったので、私は現在あなたの性的関心を疑います。)オチをご存知の方は解るかと思いますが、ここまで言われると..
(おやぢvsツッパリ軍団→これは、私がこれまでに見たなかでもっともひどい物語。グラフィックは悪くはないけどな。)返す言葉もございません
(バナナの皮には気をつけろ→WRITE IN ENGLISH/英語で書きやがれ)...ごもっとも。

その中でも救いは動物の転校生の評価が高かった事でしょうか、デイリーチャートの2位になりました。冷やかしっぽい書き込みもありますが、ローマ字を使った日本語でコメントくれたりとか、嬉しいコメントも沢山ありました。毛色が違う畑でも、ちゃんと作ったものに関しては、認めてもらえるようです。しかし英語が何を言っているのか解らない、という声が多かったです(poor Englishとの事)。全てweb上の翻訳ツールを使って英訳していたんですが、やっぱり生きた英語ではないので、限界がありました。海外の人に向けてもこちらはなんとか作っていこうと思います。また暇を見てレポートしたいと思います。

そんなの関係ねえなんて言わずにクリックを


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4 コメント

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やったね~V (にと)
2007-08-29 00:03:06
へぇ~、アメリカの投稿サイトですか~、凄~い!
デイリーチャート2位ですか~、凄い!♪v(⌒o⌒)v♪やったね!っていうか、当たり前だい!ってところかなあ♪
良いものは世界共通で、誰でも分かるものだと私は思います!
>poor English
・・・これは痛いですねぇ~。でも仕方ないといえば仕方ないです。日本語もそうですが、英語も普段話す英語と映画などの英語は違うので、翻訳ができるような方じゃないと難しいかもしれないです。もったいないですが、映像でしっかりと伝わってるんだから、デイリーチャート2位なんだから!このまま突っ走ってください!(v^-^v)♪♪♪
>継続は力
・・・うん!そう思います!matsumoさんはきっと10年後も作ってますよ~♪っていうか、雲の上の人になっちゃてるかもしれないなあ♪
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こんばんは (matsumo)
2007-08-30 00:58:19
にとさん、どうもありがとうございます。凄いといっても、日ごとに変わるものなのでそんなに凄い事ではないんですよね。これが年間だったりしたら大喜びなんですが。でもいろいろ、真面目に英語で感想をくれる人もいて、それがとても参考になりました。 英語はもう、最低駅前留学でもしない限りは難しいと思うんで、致し方ないかなと思います。
製作に関しては。。自分の立ち位置すら把握できず、夢想ばかりしているような大人にだけはならないように、一つずつできる事を頑張ろうと思います。
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Unknown (まっちん)
2007-08-31 23:49:30
この投稿サイトはおもしろそうですね。
今度私も投稿してみようと思います。

数年前にテレビで「ここが変だよ、日本人」という番組の中で、外国人が日本人の芸人のネタに評価をするというコーナーがありました。
私がお腹を抱えて笑った森三中のネタは最悪の評価で、最も高い評価だったのは染助染太郎(こんな名前でしたっけ?)の皿回し系の古典的芸でした。

そもそもアメリカ人はドラえもんが好きではないと言いますし、感性は日本人と大きく違うのでしょうね。
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こんばんは (matsumo)
2007-09-01 23:40:16
まっちんさん、こんばんは。ドラえもんはアジア地区では人気がありますが、アメリカでは人気ないんですよね。それでもドラゴンボールなんかはやっぱり人気があるみたいで、国民性というか幼い頃から目にしてきた漫画の流れもあるのかもしれませんね。超人的な力を持ったヒーローが多いですからね。染之助染太郎の芸も、おそらく「日本の伝統的」なビジュアル要素が強いから受けたのかもしれません。
newgroundは英語で結構賞賛してくれたり、ぼろくそいってくれたりしますが、いろいろ参考になりますね。ニコニコフレンズは英訳してあるのでぴったりかもしれません。アカウントを取られたら教えて下さいね。
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