犬小屋の中へ

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TAF紹介記事とアシスタント物語

2008-04-16 22:40:25 | 創作活動・情報


webアニメ情報サイトとして有名なイイ・アクセスのUG-KさんによるCloseUpFlashにてアニメフェア/クリエイターズワールドの様子を紹介していただきました。
ちなみに写真の2人は私ではなく、手伝ってくれた友人たち。2人ともグラフィックデザイナーです。
某SNSコミュニティ「webアニメが好き」管理人、亜樹28号さんによるanimeflashの記事でも
クリエイターズワールドの様子をご紹介いただいています。

ありがとうございました!
終わって2週間ばかり立ちますが、頑張らねばと最近こちらの本を読んで更に危機感をつのらせました。
漫画家アシスタント物語 (SUN MAGAZINE MOOK)
イエス 小池
マガジン・マガジン

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ジョージ秋山さんの元で30年以上アシスタントを務められているイエス小池さんのブログを書籍化した本です。

客観的に読めば笑えるエピソードもあるのですが、主観で読むとかなり恐怖を感じます。物作りに従事している人、またはそうした仕事をしたいと考えている人は自分に置き換えて読んでしまう事間違いないでしょう

同時期に佐藤可士和さんの本も買い、非常にためになる内容だったのですが、あまりにこちらの本のインパクトが強すぎて印象が薄まってしまいました。。
しかしこの方は、商業誌に掲載するような作品傾向、また時代の傾向に向いていなかっただけで、実際はかなり才能もあるのではないかと。漫画家を目指す方だとアシスタント→漫画家としてデビューという将来像を目指すのが一般的なのでかなり難しい、狭き門ですが、こうしてブログが反響をよび、書籍化に至ったのも職業柄だけではなく、実体験をエンターテイメントとして新たに再構築できる、才能によるところだと感じました。
また当時の世相や時代背景も色濃く出ていて、イラストや当時の漫画もとにかく「濃い」ので間違いなく読んでみる価値ありです。web上で公開されている(この本の巻末にも収録されている)「雨のドモ五郎」は恐怖を通り越してむしろ笑えます。。が快作です。


また、まだ読んでいませんが以前ブログの記事にした「カラスヤサトシ」3巻も購入。
カラスヤサトシ 3 (3) (アフタヌーンKC) (アフタヌーンKC)
カラスヤ サトシ
講談社

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ブログをアドバンスに切り替えたので検索ワードが解るのですが「カラスヤサトシ ともだちになりたい」で検索してきた人がいました。おそらくこれは本人ではないかと(笑)もし読んでいたらぜひお友達にorネタとして採用してください!

クリックすると気持ち寿命が延びるらしいです


「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
職業関係書籍 (まっちん)
2008-04-17 23:27:49
matsumoさん、こんばんは。

この手の書籍って現場のことが非常によくわかる反面、正直かなり恐怖を感じることがありますよね?

私も以前にアニメーターのブログを読んで、かなり恐怖を覚えた記憶があります。

人の不幸や苦労は蜜の味がするといいますが、体験談の内容が自分の境遇にリンクするものがあると笑えないものがありますね。
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こんばんは (MATSUMO)
2008-04-18 23:41:09
まっちんさん、こんばんは。そうなんですよ。こちらの方は漫画家という最も狭き門を目指されている方なのですが、怠ける事の恐ろしさを(自戒の笑いも含めて)強く記しているのでもの凄く焦りを感じました。
とはいえ、現場の待遇の悪さとかそちらに走る事なく、飽くまで自責の念を訥々と書いているので読んでいてもためになりますし、何しろ面白い本なので、物作りを志す人にとっては読んでおいて損のない一冊だと思います。
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