辛いもの苦手な人間のインドカレー屋巡り（4）馬喰町・ダクシン

2010-03-14 23:08:52 | インドカレー屋巡り

前回に引き続き、カレー屋巡り特集の第4回です。今回、午後から都心で打ち合わせをする前に、評判の高い南インド料理専門店、馬喰町「ダクシン」に足を運んできました。
こちらのお店ではランチでインド風クレープ（？）のドーサがいただけるとの事、胸躍らせて足を運んでみました。場所は馬喰町駅から徒歩1分ほど。地上に出て向かって左に歩いていくと、ダクシンのランチ案内の看板が目に止まるのでそこを左に曲がったところに店舗があります。なんと5階立てとか！

店内ではどこか聞き慣れた音楽が。。A.R.ラフマーン作曲の、映画「ボンベイ」で使われた曲が流れていました！これはうれしい。「ボンベイ」はほとんどDVDが出回っていませんが、マニラトナム監督の宗教の対立を描いた映画。映像もインドならではの色彩効果的に使われていて鮮やかさで、必見です。一番下にリンクしときます。
早速、目当ての「ドーサランチ」を頼んでみました。

レジの向こうは大きな鉄板があり、そこで「ドーサ」を焼くそうです。

ドーサランチが到着、まずその「ドーサ」の大きさにびっくり！数学の時間に先生が持ってきた円錐のモデルのよう

持ち上げると、中にはカレーで炒めたポテトが入っています。

左からライス、ココナッツチャトニ、豆のカレー、ラッサム、そしてサラダがついています。南インドらしくカレーもさらっとしているので食べやすいです。ラッサムはかなり辛かった　

こちらにドーサをつけたり、付け合わせのポテトをのせたりして食べる。。ようです

ドーサは、食感としては「春巻きとクレープのあいのこ」のような感じでしょうか？パリっとした部分もあれば、しなっとした部分もある。いずれにしても香ばしさが際立って美味しいです。油っぽくもないので、ナンのように胃にもたれることもないです

何よりはまったのは、ココナッツチャトニのうまさでしょうか。こちらは辛くないんですけど、ココナッツのコクと甘みがとてもお気に入りになりました。なによりカレーの辛さを緩和してくれるし、合わせて食べる事で味の層が深くなる感じです。
気づけばBGM、おなじみのラジニカーント主演映画「パダヤッパ」の曲が流れていて（もちろん作曲はA.Rラフマーン）、至福な気持ちでお店を跡にする事ができました

..しかし駅に向かう途中、こんな奇妙な張り紙が。