犬小屋の中へ

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動物の転校生 最終話公開

2011-11-28 23:49:42 | 創作活動・情報
動物の転校生・6話をYoutubeにて公開しました。永年に渡って続けてきたシリーズ「動物の転校生」も、今回にて最後になります。




ニコ動にもUPしました。


この最終回の展開は‥って人もいるかと思います。各話に分けて公開してますし、正直唐突に感じた部分もあるかもしれないです。。ただやっぱり、最後の最後には主人公には、村上君に対して、そして自分自身に対しても誠実であってほしいという願いとメッセージも込めています。
2006年秋にflashアニメとして開始したこのシリーズ「にゃんセグ」公開の前なので大分経ってますね。途中長くのブランクを経て、昨年再度16:9の画面サイズにてリサイズ&プチリメイク2010年秋にようやく3話を公開し、今年のFRENZ2011での上映を経て4話~6話を一気に公開しました。
自分の中で完成させたいという気持ちをどこかで引きずりつつ、過ごしてきたのですが‥。今年は決意を新たにして(というのもオーバーですが)取り組んできました。とりあえず意思を貫き通せたのは良かったと思います

とりあえずここで動物の転校生・小学校編はこちらで完結になります。まだ先にはこのシリーズで新たな構想あります‥。
90年代を舞台にした中・高校生時代を描いた「動物の同級生」。「動物の転校生」は主に主人公の陽子目線での物語でしたが、次回作は村上君視点で進んで行く物語になると思います。ただこれを実現できるかどうかはまだ先の話になりますが‥。

次回はDVDのコメンタリー的に今までの各話を回想してゆこうと思います。きわめて自己満足的な記事、ですが。。



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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(ToT) (まっちん)
2011-11-30 23:45:47
村上くんが思い出の中に登場しないというのが
話を盛り上げてますね。

今もなくなる気配を見せない「いじめ」の問題なんかも、本当はみんなが素直な気持ちになれれば、少しは良いクラスになれるんじゃないかというメッセージを感じました。

これから、このクラスは良いクラスになっていくだろうなという希望も感じます。


それにしても
5年間のシリーズ展開お疲れ様でした。。

作品内容にはもちろんですが、
matsumoさんのパワーにも脱帽です^^
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ありがとうございます (matsumo)
2011-12-01 01:17:21
まっちんさん、まだ体調がままならない中、書き込みありがとうございます。この話では具体的な「いじめ」は描かなかったんですけど、弱い立場の子の行き場のない空気とかは、どんなクラスでも存在してしまいますね。 一人一人の子の気の使い方で変わってはくると思うのですが、小学生という年頃では難しいところもあるのかもしれません。
震災もあって、いつどうなってもおかしくないという事に改めて気づいて、今年はなんとか完成させようと進めました。。
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完成おめでとう! (ktooonz)
2011-12-14 23:01:44
やっと見ました!

あっけない処がかえってリアルに感じました。

本当に思う時、やっと解った時、素直になれた時、
既に相手はいない、というのも人生でよくある事に思います。

村上君は結局何だったのか解らないのも
これはこれで不思議感があって良いなと思いました。
引越しもお一人みたいですね。

改めて個人的には注射のエピソードが好きです。
村上君も地上波デビューしたら色々な展開が起こりそうです。

楽しさ悲しさ両方満ちたアニメをありがとうございました。
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ありがとうございます (matsumo)
2011-12-16 00:41:11
KTOOONZさん、お忙しい中見て下さってありがとうございます!その後はいかがでしょうか?
最初はコミカルなところありだったり、いろいろな要素を入れようと思っていたのですが‥、個人作業での限界も感じまして、途中から主人公の陽子目線での描写一本な展開にシフトする事にしました。村上君目線のお話や生い立ちも描きたかったのですが、作るのであればアニメではなく、漫画やネット小説といった形でもありかな‥と感じています。
また地道に頑張って行こうとおもいます、見て下さってありがとうございました。
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おめでとうございます (イケダモリト)
2011-12-31 01:26:59
matsumoさん、ごぶさたしてました。
小学校編完成おめでとうございます!

この終わり方、個人的にはいいと思います。スッキリさせなかったことが、観終えての考える余地を膨らませるのではと。matsumoさんがこの作品のテーマと真剣に向き合っていたからこそだと思いました。

でも、というかそれだけに中・高校生時代の村上君がどう生きていくのかすごく観たいです。
自分の場合は村上君のような孤立感を強く覚えたのは社会に出てからなので、孤立年齢中・高校生ってことで(笑)

何年後でもそのタイミングが来たらの時に♪楽しみにしてます!
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ありがとうございます (matsumo)
2011-12-31 11:37:29
イケダさん、ありがとうございます!
はい、続き物なのでこの最終回の展開、投げっぱなしかよとか言われたんですけど、実際には最初からこのラストに向かって進めていました。小学生編は陽子が村上君を通してどう変わって行くのかが中心となりましたが、中・高校編は村上君中心になっていくのかと思います。
モードラの展開にもとても心奪われるものがありまして、イケダさんを見習って何とかして完結させようという思いで進めました。イケダさんのおかげもとても大きいと思っています。
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Unknown (江西)
2012-01-12 02:44:20
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

反応遅れてすみません。5話、最終話と拝見させていただきました。
5話の動物ならではのギミックを使い、尚かつそれを村上君の穏やかな性格に重ね合わせるのは効果的で上手いと思いました。
数話前に鳥にパンを与える話がありましたが、同じような効果が出てると思います。
個人的には仲間外れといった鬱系描写よりこういった話のほうが受けるのではないかと思います。(おれの好みなだけかもしれませんw)

なので最終話は、暗い描写ともっと続けて欲しいという欲求が絡まって、消化不良に感じました。

それと村上君視点で新シリーズということですが、それだと動物か人間かなどの不思議な部分が消えてしまい、良い効果を及ぼさない気がします。
例えると、映画に出てくる純粋な悪役の過去描写などをしてしまうと、なんだタダのトラウマ抱えた人間じゃんとがっかりする感覚です。

この作品は学校に異物である村上君が入り込み、どう反応するかという部分に焦点が当たっていて、自分もそこに興味を持って見ているので、積極的には見たいとは思いません。

なんか色々偉そうに意見を言ってしまい申しわけありません。
次回作楽しみにしています。
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ありがとうございます (matsumo)
2012-01-12 22:57:22
江西さん、明けましておめでとうございます。貴重な意見、ありがとうございます!作っている本人は細かい分析をできずに進めているので、作り手の視点でしっかり見ていただけたこと嬉しく思っています。
最後の展開に関しては、確かに好き嫌い分かれるところだと思います。実際は数通りの終わり方を考えたのですが、今回は村上君の事を理解していた陽子がどう成長していくかに重きを置いて完結させる事としました。
新シリーズの件は言われている事、解る気がします‥確かにトラウマ抱えた主人公、というのはハリウッド映画の続編にありがちな展開かもしれないですね。それを作る事で今までの良さを消してしまう事もあると思うので‥、また今度お会いした時にでも、改めてご意見お伺いできればと思います。
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Unknown (えにし)
2012-01-14 15:38:10
>確かにトラウマ抱えた主人公、というのはハリウッド映画の続編にありがちな展開かもしれないですね。

伝わってない感じなのでもう一度言います。(説明下手なのでごめんなさい)
ハンニバルのレクターが分かり易いです。不気味で不可解なレクターが続編で彼の描写をしてしまったことで、なんだ彼も人間じゃないかと観客が認識してしまい、怖さが台無しになりました。
でも観客がレクターの過去を望み、その結果売り上げが上がるなら正解でしょう。
ここら辺はバランスです。結局こういうことすると先細りするので、微妙なところでしょうね。

極端に言えば村上君はレクターですw
彼がなに考えてるのか、どんなバックボーンがあるのか分からない。
なので視聴者が勝手に村上君像を想像します。そこが面白みになっているのではないでしょうか。
だから自分はあまり観たくない、と稚拙な意見を述べさせていただきました。

またこの敵側視点を書くという手法も、繰り返しますが、悪手と決めつけられるわけではありません。
完全に読者を惹きつけているのなら有りです(ハンニバルは惹きつけてからやったからそれなりの興行成績があった)

村上君はもう少し続けて出来の良い話をまとめて公開して人気が出てから村上君視点の新シリーズを出すとか色々と手段があると思います。

おれは部外者なので言いたい放題言いましたがw采配を振るうのはMATSUMOさんです。取捨選択していただければ幸いです。
 本当にすみません。個人的には褒め殺しは苦手です。悪意のある酷評と善意からでた褒め殺しを比べたら、悪意の酷評のほうが良いと思ってるくらいです。
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Unknown (えにし)
2012-01-14 15:52:54
しつこくすみませんw
なんとなく言いたいことが纏まってきたのでもう一つ書かせて下さい。

村上君視点を用いなくても、村上君の行動(鳥にエサやったり、理不尽には怒ったり)によって彼のバックボーンは十分想像できます。
それらは、直接村上君を描くことよりも効果的です。やはり直接的だと雰囲気が出ないし押しつけがましくなります。
自分はそういった、味わい深い小説の行間を読ませるような、このシリーズを気に入ったのだと思います。(もちろん他の要素、レトロな学校風景とかMATSUMOさんの哲学なども上手く絡んで素晴らしい作品になっています)

なので直接的なのはニャンセグなどに任せて、バリエーションを持たせたほうがいいのではと思いました。
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