ネギとサンドウィッチ

吸って、吐いて、書く。
魚(いお)の呼吸空間。
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一瞬の蝉

2021-07-10 | 🌟単に、日記

今朝、一瞬、蝉が鳴き始めたのを聞いた。

例年、私にとっては、
蝉の声は、梅雨明けの知らせ

雨が続く中、久々の青空とはいえ、
ちょっと早いな、と思ったら、
蝉の声、消えた。

 

🌼 ~ 🌼 ~ 🌼 ~ 🌼 ~ 🌼

 

昨日は、父の命日。

父が好きだった珈琲を淹れて、お香を焚いて、
ひととき、父と話す試み。

仕事机の近くにある、儀式台みたいなスペースに珈琲とお香を置いて、
私はパソコンをいじりながら、つらつらと会話してみる。

父が逝って、四年。
私の中では、父に対しての親子感が徐々に徐々に薄れて、「魂的にお世話になりました」という感覚になっている。

もともと、父と親子になったいきさつの縁が薄くて、濃い絡み(カルマ)は無いらしい。
それでも、もっとしてあげたかったこともあったり、もっと喜ばせてあげたかったりもするけれど、思い始めたらキリがないしね。

すごいことをしたのでも何でもないけれど、そんなことはどうでもいい。
父なりに頑張ったと思うので、父に対してはそのことを大いに讃えている。
結局、つらつら会話の終いは、そのことで。
すると、胸の辺りから喉にかけて、私は温かく熱くなる。

もうしばらく、母のことは迎えに来ないように言っておいた。

生きてる間も、特別に会話しなかったから、なかなかそういう時間を作れないできたけれど、
たまには、珈琲淹れて、お香を焚いて、つらつら話してみるかね。

 

 

《21》📒📓📔

 

  


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