市川稔の米(マイ)情報

日本のコメ世界のコメ

ある会合で農業の話題になりました。

食品関係ではない人達です。

TPPとかやれば日本の農業は大変なことになってしまうのですか?

そういうことを聞かれます。

なんとなくイメージ的に「日本の農業は弱い」と擦り込まれているようです。

小生が、

フランスは農業大国のイメージありますかと聞いてみた。

日本よりずっと大きい感じがすると言います。

すかさず小生は知ったかぶりをして、

日本の農地はフランスの16%しかありませんが、農産物出荷額はフランスの1,4倍もあるのですよと答えた。

単位面積あたりの売上は8,75倍もあるのです。

えぇ~、そうなんですか。

と驚きます。


コメ貿易を自由化したら日本のコメ農家はつぶれてしまう?

そんなことも聞かれます。

実際はどうか?

世界のコメ生産量は4億5千万トン程度か。

このうち日本人がコメと思っている短粒種、いわゆるジャポニカ種はどのくらいあるのか?

せいぜい1割強です。

世界のコメの主流は長粒種のインディカ米です。

また、コメは国内消費の割合多く、貿易量はたったの3千万トンくらいしかありません。

そのうちジャポニカ米の占める割合などわずかです。

もし、日本がジャポニカ米を輸入しようとすれば相場は高騰します。

そして日本人の口にあうコメはどれほどあるのでしょうか。

日本のコメ生産者価格はどんどん下がりました。

国際競争力がついてきたのです。

高品質の日本米を食べたい。

もし、貿易が自由化されたら東アジアの国の人々の富裕層は日本米を買うでしょう。

恐れることはない。

内向きの発想ではなく世界に目を向けよ。

日本の農産物は世界に売ることが出来ます。

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