格好良い

小林繁さんが急死しました。

小生とたまたま同じ年なので親密感があります。

タイガースファンの小生はあの「空白の一日事件」は鮮明に覚えています。
読売ジャイアンツのエースとしてキャンプに向かう羽田空港で球団職員に呼び止められ。
電撃的なトレードを言い渡される。

怪物と言われたあの江川氏との交換トレードだ。

タイガースに移籍した小林繁さんはその年なんと２２勝という快記録。
しかも、古巣ジャイアンツには８連勝するという離れ業を達成。

人間の強い気持ちというものがいかに力を発揮するかというお手本であると思います。

13勝した翌年31歳の若さで現役引退。

その後も波乱万丈の人生であったようです。

華やかな時期と落ちる時期があった。

そうして人間は揉まれ、そして他人の気持ちが分かるようになってゆく。

タイガースに在籍していた時代の話し。
小生のJCの仲間（先輩）が大阪に居ました。
小林さんと親交がありました。

「とにかくすごいねん」

「なにがですか？」

「モテるなんてもんじゃない」

クラブなどに行くと、店の女性全員が寄ってくる。
そんな感じと云ってたのを思い出しました。

今年は日本ハムの１軍投手コーチとして活躍が期待されていました。

ご冥福をお祈りします。

合掌。