なんとなく分かっていても、データを分析して立証することがいかに大事か分かる。
角川書店デフレの正体
一般的にモノが売れないのは景気が悪いせいだと思い込んでいる。
なぜ日本は長いデフレ状態なのか?
なにも分かっていない政治家の一部や経済学者の一部はインフレターゲットなどまったく的外れな議論しているし。
減った国内需要を政府支出で補うなどということもやっている。
一年ならともかく何年もそんなことができるはずもなく。
景気が回復するまでという。
そういう意味では国内需要は回復しない。
なぜなら、日本は成長期を過ぎてしまったから。
実は日本人の年齢構造が大きく作用しているのだ。
私が解説するよりも多くの人が説明しているのでそれらを紹介したい。
著者の藻谷浩介氏は自費で全国の街、地域を歩いたという。
自費ということが偉い。
まさに目からウロコがたくさん落ちること間違いなし。
MSNニュース
あるブロガーの書評
なかなか詳しく的を得ている。
反論する人もいるがひとつの見方としてとても興味深い。
そこから、
日本の目指す道を明確にする。
途上国でもできることを日本ではできるだけやらないようにする。
金利収入、特許料収入、配当収入、デザインや意匠というソフト強化、そしてアジアの人々や世界の人々があこがれる高級品、高付加価値商品に力を入れるべき。
日本の各地方では地域の特性を活かした銘品開発に力をそそぎ全国に販売、商品によっては世界に販売。
100円ショップの逆をやらねば。
そういう意味では、今日から始まる牛丼チェーン大手3社による期間限定ながらの値下げ競争は不毛の戦いになる。
報道によれば昨日、菅総理が本屋で購入したそうだ。
政治家の皆さんにも是非読んでもらいたい本です。
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市川 稔
菅原晃
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