宮崎県知事と農水副大臣が講演する予定でしたが、口蹄疫問題でキャンセルになり、小生はその代理の一人として伺いました。
場所は国立オリンピック記念青少年総合センター内の国際会議場です。
明治神宮、代々木公園と一体となった緑いっぱいの都心のオアシスのようなところです。
東京オリンピックは1964年だから46年前のこと。
問題になっている独立行政法人の経営だ。
ここを一部売却して新たな使い道のデザインコンペをすればもっと素晴らしいものに生まれ変わるだろうと思ったのでした。
さて、会議は100名を超える人が参加していました。
最盛期はすごかったそうです。
小生に与えられたテーマは、
「私の考える米穀店の未来」
でありました。
「米穀店の未来」はない、あるのは「商店経営の未来であると申し上げました。
安売りの特売チラシを撒いて安いものしか売れないというのは矛盾していませんか?
冒頭にiPadの話しをさせていただきました。
どこに付加価値があるか?
生産と販売。
価格の決め方。
需要を創造していること。
人々の暮らしを変えてしまうかも知れないインパクト。
なぜ日本の企業はそういう革新的な商品が出来ないか?
ひとつには日本の大企業は創業経営者がほとんどいなくなってしまったこと。
下からの積み上げ、ボトムアップでは革新的なことは出来ない。
稟議書などまわしているから、意思決定が遅く、しかもつまらないものになってしまう。
個人商店はそういう世界とは別物。
店主が決めれば実行できる。
どうしてよいか分からなければ分かる人に聞けばよい。
景気が悪いからモノが売れないのではない。
お客様に支持される商品、提供方法でないから売れないのだ。
どうしたら売れるようになるか?
社長の意識が変わること、変えることが一番だと思う。
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市川 稔
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