市川稔の米(マイ)情報

作るより売る方が難しい

日本経済新聞の文化面(裏一面)に「私の履歴書」という欄があります。

毎月執筆する人が変わります。

4月はトヨタ自動車名誉会長「豊田章一郎」さんでした。

本日で終わってしまうのが惜しい。


日本の製造業のトップ企業であり、世界中で「トヨタ」の自動車が走っているのは日本人としても誇らしい。

日本に自動車産業を創ろうと苦難を乗り越えた先人たちがいる。

トヨタ筆頭に日本の自動車産業は発展してきた。

戦前、戦後のなにもない時代から実践してきた人の言葉は重い。

勉強させていただきました。


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4月28日の私の履歴書から一部コピペ。


私の父・豊田喜一郎は、「つくるより、売るほうが難しい」と考えていた。

日本GMに在籍していた神谷さんの「販売店の繁栄あって生産者の繁栄がある」という考えに賛同し、入社してもらって販売を全面的に任せた。

 神谷さんは日の出モータース(現愛知トヨタ)の山口昇さんとともに、

地元の資本や人材を活用して各府県に1販売店を目標に、販売網を築いていった。

神谷さんの「一にユーザー、二にデーラー、三にメーカー」の哲学に共感し、

ライバルの販売店から移るところも多くあった。



コピペ終わり


一にユーザー、二にディーラー、三にメーカー


この哲学は素晴らしいですね。



メーカーでありながら、売る難しさ、ユーザー第一、販売するディーラーが二番目、メーカーは三番目。



こういう思想が極めて大事。



良いもの作っているのに売れないのはディーラーが悪い、消費者が悪い


まるで、


地球は自分の都合で動いているかのような


手前勝手の発想になってしまうからだ。



食べ物で言えば、



こんなおいしいもの作っているのに売れないのはお客が分からないからだ


売れる自動車が良い自動車


売れる料理が美味しい料理


売れるコメが美味しいコメ



発想が逆の場合が多い。



世の中は自分の都合で動いているのではない。


しっかり心に刻んでおきましょう。

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