市川稔の米(マイ)情報

やっくんの事故から

桜塚やっくんが高速道路で事故起こし、車外に出たマネージャーがトラックにはねられ、それを見て自分も後方に行き乗用車にはねられ亡くなった。

小生はやっくんそのものはほとんど知らなかった。

後で、いろいろな報道で知り、その世界で頑張って生きていたのだなと思ったのでした。

学校が小生の後輩にあたることが分かりました。

日本大学高等学校(通称、日大日吉)から日本大学藝術学部映画学科演技コース卒業。

小生の2年先輩には神田正輝さんがいます。同じく、日大日吉から日本大学藝術学部映画学科卒業。

すご~く、かっこよかった。


さて、やっくんが後輩だと知り親しみが・・・

起きてしまったことは取り返しが出来ない。

メンバーのために頑張っていたそうですね。


東京から熊本へ公演のため移動していたそうです。

機材はトラックで、人間は電車や飛行機で。

それには経費が掛かります。

全員の分を稼ぎ出すのは大変なのでしょう。

事故起こした時はやっくん自ら運転していたそうです。

東京⇔熊本はクルマでは遠い。



運転に少々自信がある小生はいつも高速道路で感じることがあります。


その①

雨にも関わらずスピード落とさないで走る

富士スピードウェイの直線でスピンした経験がある小生は雨の高速はスピード落とします。

ハイドロプレーニング現象の怖さを知っているからです。

その②

強風が吹いているにも関わらずスピード上げて走るトラック。

現在のトラックは平ボディというのは極端に少なく、荷台は大きな箱になっています。

横風まともにあたれば簡単に横倒しになります。

特に、橋の上が危ない。

そして、4トントラックが一番危ない。

その③

ワンボックスカーが危ない。

やっくん達が移動に使用していたクルマは「ハイエース スーパーロング ハイルーフ」というものでしょうか。

ハイエースは運動性能高いので普通の道路でも飛ばして走ることが多いように感じる(小生の感覚)

特に危ないのは、

人が大勢乗っている時

荷物もたくさん積んでいる時


(ふだんあまり運転しない人が、家族や荷物をたくさん載せてワンボックスカーで田舎に帰省する。そういう場面が怖いです。)







今回の事故の時は5人乗っていた。

一人65kgなら325kg、70kgなら350kgあります。

バンドの機材とそれぞれの手荷物軽く100kg以上あるでしょう。

少なくみても400kg、多ければ500kg車重より重たい。

特に、

後輪より後方に重い荷物を積んだらコーナーでのハンドル操作は極めて難しい状況になります。

下り勾配、右カーブで内側のガードレールにぶつかって止まっている映像みればすぐに分かります。

(中国自動車道は山あいを走るのでカーブが多い)


人や荷物を載せる時は重量配分を考えること。

重心が高い、ワンボックスカーは、人や荷物載せたらスピード控えること。


特に、雨、風の時。

下り勾配右カーブというのは特に難しい状況です。

下りなのでスピードが出やすい。

オーバースピードだと思えば、アクセルから足を離してしまう、ややもするとブレーキ踏んだりする。

(オートマで慣れたドライバーはエンジンブレーキの意味も分からない)

遠心力で外へ外へと力が移ります。

逆にフロントは内側へ内側へと行こうとします。

特に、後輪より後ろに荷物を積んでいればその力は加速されます。

コントロール不能になることは目に見えています。


もうひとつ大事なこと。


タイヤの空気圧。

乗用車でも一人の場合と5人の場合では空気圧変えないといけません。

特に、高速道路走る場合は。



ワンボックス、ハイルーフ、ロング。

こういうクルマこそ空気圧をしっかり知っておくことと確認する必要あります。


空気圧が足りなければステアリング操作出来なくなります。


今回の事故は偶然が重なって起きたものでしょう(事故とはそういうもの)


でも、もしかしたら防げたかも知れない。


今回の事故を教訓にして生かされている私たちは気を付けましょう。



合掌

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