セブンイレブンが昨年仕掛けて成功した。
セブンは昨年行った回数を半年で消化してしまった。
効果があるのでまたやりたくなるのだろう。
それを横目に見ていた各社も対抗上参入したのだ。
一時は個数が倍増する。
でも・・・・・
何度もやっていたら通常価格で買うことに抵抗出てくるのではなかろうか?
結局のところ安売り合戦になる。
初めてやる場合はベンダーも協力するだろう。
しかし、いつもとなると話が変わる。
納入価格を下げて店舗に入れるわけで値下げ分はベンダーか本部が負担しなければならない。
セブンの場合は店舗に入る掛け率は同じだということなので期間中は値下げして納入していることになります。
他のマーケットを食っているか、パンやサンドイッチあるいは他の商品が食われることになる。
面白い話があります。
「吉野家は牛丼屋ではない」
あるコンサルタントがそう言っておりました。
理由は?
牛丼販売していない時期がありましたね?
それで営業していたわけで、他の商品をお客様は食べていた。
一部の「吉牛ファン」はいるものの大半はすぐそこにある便利な食堂として利用していたわけで、とりたてて吉牛でなければならないということはないことを実証した。
コンビニおにぎり100円というのは実はそんな話に近いのではないでしょうか?
お客様はたまたま近くのコンビニを利用しているわけで、どこのおにぎりでなければならないという意識ではないと思うのです。
値下げがもたらすものは何か?
結局のところ商品の品質が落ちることになるケースが圧倒的です。
そして単価下落による売上ダウン。
結果的に粗利益ダウン。
コンビニのおにぎりは看板商品。
それを値下げしてはいけません。
弊社で展開しているおむすびは値下げしません。
本当に価値あるものが近くで買える。
コンビニが安売りしていても販売個数に影響は見受けられません。
利用動機がコンビニとは異なる。
お客様の層も異なります。
差別化の良いチャンスと捉えます。
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