福島の会社の苦悩

今回の旅は、


ある人に



「今。会いにゆきます。」



ということで久しぶりの再会を果たしました。




もうひとつは、



ある会社の社長から相談を受けていた。


電話やメールでは何度もアドバイスしていますが、やはり人間というのは「顔と顔」突き合わせて。


肌で感じるというか、目は口程に物を言うというか。


福島県内、浜通りですが、線量は事故直後から低く、その点では問題ないのですが。


他県の米を扱い、精米工場の所在地が「福島県」ということで事故直後から得意先からも言われ。

売上も落ち。

他県に精米工場持って対応している。

が、

2か所では二重経費になるし、生産性悪いし。


社長は悩みに悩み、結論出せないまま時間ばかり経過する。


そこで、小生は現地に出かけて行ったという次第。



社長の仕事は、



方針決めること


決断すること


資金繰り


やること、やらないこと決めること



まぁ、



選択と集中


とでも申しましょうか。



中でも、




「やめる決断」


ほど苦しいものはありません。



でも、これをやらなければならないこと、時期が必ずあるのです。





二兎追うものは一兎も得ず



ということわざもあります。





広げすぎてもダメ。



狭すぎてもダメ。





中小企業は人材、資金面、信用力という点でも大企業には及びません。




なので、



一点集中する。



強味を集中させること。



きりもみ戦法とでも言いましょうか。



キリのように先端が細く固ければ巌も通す。



一点突破すれば新しい世界が開けるかもしれない。



失いたくないから決断出来ない。




「得るは捨つるにあり」



という名言もあります。



得たいなら


捨てること



です。




自分にも言い聞かせています。