市川稔の米(マイ)情報

秋に向けて

おコメの話しで恐縮ですが・・・。


田植えもほとんど終わり、石垣島では収穫、鹿児島や宮崎では7月に新米出ます。

3年続けて玄米相場上昇。

販売会社はどこも苦しみました。

仕入価格が上がるも売価にすべて反映させるのは難しく利益率低下するからです。

そういうポジションなので。

2018年産から売り先あれば主食用米作ってもいいよと。

飼料用米、加工用米などの生産減るところもあり。

主食用米生産増えるところ、

青森、岩手、秋田、福島、新潟など米どころが増産するようです。


秋田で聞いた話しでは県内で2万haくらい増えるのではと。
昨年実績が69,500haほどだから2万といったら大変な数字。


昨秋は高値でスタート。

その前の年も春先に相場上昇局面もあり。

そういう経験あると、今年もと助平根性出てきて(笑)


この秋は相場上昇なにか天変がないと難しく。

新米は下げ基調になれば、昨年のコメ持っていてもどうにもならないので「売り」が出ます。


そんなわけで4月、5月と相場下げ転売玉が出ました。

6月もそんな感じですが、買えるところも少なく。


これから真夏になればどうにもならなくなり・・・


そんな感じ。


ただ、近年は「行き先」決まっているコメが主流でありまして。

遊んでいる、いわゆる浮遊玉というものの割合が少なくなっています。


小生いつも云うところの「相場に流されるな」というもの。


小生の会社では生産者との取り組みに力を入れています。


かなり前からそうしています。

なかなか計画通りには行きませんが、その努力が大事だと思っています。



この秋から大きな取り組みが開始します。


これも、ある意味革命の一つだと思いますが、そういうことをさせていただける環境に感謝です。




自らの立ち位置、持ち場を確認し、変えるところは変え、守るところは守る。


打つ手は無限です!

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