友人がメールで教えてくれました。
有名な言葉なのですね。
約1200年前に開宗された「天台宗」の最澄の言葉だそうです。
詳しくはこちら
己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり
小生は特定の宗教をしているわけではありませんが、宗教の教えには素晴らしいものがたくさんありますね。
しかし、それぞれが「自分達の教えが最も良い」と他を認めないために争いが起きます。
これもおかしな話です。
現代日本は、自分中心、いわゆるジコチューの人が増えたと云われています。
自分中心 して欲しい 愛されたい
昔、ドラマで「くれない族」というのがありました。
自分中心で、くれない、くれない、くれない、他人は私になにもしてくれない、もっとしてほしい、もっと、もっと・・・
こういう人は永遠に幸せにはなれませんね。
してもらう幸せを第一に求めているのですから。
前にも書きましたが、
幸せの三段階というのがあり、
してもらう幸せ
自分でできる幸せ
してあげる幸せ
してもらう幸せを願うだけでは永遠に幸せにはなれないと思います。
瀬戸内寂静さんに言わせれば
人は人を愛するために生きているのだそうです。
ビジネス社会でも同じだと思います。
自社の利益だけを徹底的に追求している会社。関わりのあるところはすべて踏み台にして上がって行くような会社。
一時的には急成長するでしょうが、人心が荒廃し、協力者も一人二人と去り、いつかおかしくなってしまうのではないでしょうか?
「国家の品格」という本が売れていますが、「品」という言葉が新鮮なイメージを持つのでしょう。
あの人は「品」がいいねぇ~
などと云わなくなってしまったからね。
そうそう、品質という日本語は素晴らしいね。
英語ではQuality(クオリティ)と言うかな。
小生は品と質は違うと思うのです。
英語のクオリティは質のことを云っているように思えます。
日本のクオリティはそれに「品」が加わるから価値が高いのではと思うのです。
話は外れましたが「忘己利他」心したいものです。
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hiro
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