市川稔の米(マイ)情報

マーケットインの発想

米が足りないという

消えた21万トンとかわけのわからないこと大真面目に言っていることに苦笑

そんなものありません

5年産の収量少ない、歩留まり悪い(3~4%)、くず米極端に少ない
そこから6年6月在庫158万トンということになり、端境期に米不足になり、南海トラフ情報もあり、買いだめも
そういうことからスーパーの棚から米が消えた

6年産早場米出ると同時に消費
いわゆる早食いしてしまった

出揃えば相場落ち着くはずが高いまま推移

年間必要分が足りないので米販売会社は年間分確保に動く

スポット取引相場が異常値を更新していた

これは大手米卸が数量確保のために高値でも買い手持ちの米と原価プール計算して使うというものが多かった

年間分として40~50万トンは足りていないので備蓄米21万トン(貸し出しという売却・日本語として成立しない)出してもまだ足りないと小生はみている

集荷団体が集荷出来なかった分を備蓄米放出して手数料稼がせる
集荷数量按分だからそうなる
全農救済のようなものだ

これらは全体の話し



個別の経営戦略は別です

そもそも論から

米は前年実績というものがあり、たいていの米は売り先がほぼ決まっています

行き先のない「遊んでいるコメ」はそんなにないのです

小生の会社では種もみの段階から次年度なにをどのくらい作付けしましょうかと相談して決めているところもある

ほぼ年間分仕入れが作付けの段階で決まっています

なので、秋になって安い米探すなどということはしていません

6年産についても予定通りほぼ仕入れ確定しました

余分にはありませんが、必要分はほぼ確保出来ています


マーケットインの発想が大事だということ




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