市川稔の米(マイ)情報

19年産米相場

2007年8月16日国内観測史上新記録の高温を記録しました。

岐阜県多治見市、埼玉県熊谷市で40,9度を記録。
74年ぶりに更新したそうです。

小生は東京・町田ですが温度計は38度の表示でした。

こりや、暑すぎる。

太平洋側の北東北では低温が心配されましたが8月に入ってからの好天で一気に解消されたかな。

19年産の米も全体としては獲れるのではないか。


これからの天候によるが、大型台風何本か襲来あるか。それでも全体としては収量増える。
減反問題もあるので数十万トンは過剰になるのでは。

全農に販売委託する場合は原則1俵内金7,000円という激震も走っているし混沌としています。

JAが強いところ、商人系集荷が強いところ、千葉・茨城のように直売が多いところ。
零細兼業農家がほとんどで縁故で消費、販売できるところ。
どちらにしても全農への販売委託は減るだろう。
もちろん、それが狙いだから。

地域の事情によってまったく異なります。

東北や北陸の米単作地帯が一番大変なところになります。

小生が観るところ、

一般的にいう、2極化が進むだろう。

相場を追いかけてうまいこと行くとは思えないな。

しかし、相場以外で売ろうと思えばそれなりの知恵が必要だ。

これから秋に向けての米相場は今までの経験は役に立たない。

いよいよ自らの判断で行う時だ。

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コメント一覧

pai
早場米
地元新聞の記事等、早場米のニュースも出てました。

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070816/CK2007081602041307.html
(愛知西部で最も早い、弥富や鍋田のあたり)

http://blogs.yahoo.co.jp/sunchild3125/48751889.html
(愛知東部で最も早い、神野新田地区の例)

台風前の刈り取りを目指した早場米でしょうか。

どちらの地区も、海を埋立てた干拓地などがあります。干拓当初は、塩害の苦労もあったでしょう。
機械化農業型の地域だろうと思います。

最近ようやく集落営農の話が全国的になったようですが、このあたりの早場米地帯では何年も前から共同の大規模耕作してたから、え?今ごろ?と思いました。

コメ作りの本当の競争相手は、海外に進出して大規模稲作をする、日本系の農業関係者の人たちかもしれない。量産米のコスト競争は続くと思います。

長崎の諫早干拓地のように、大規模農業できる所は、しっかり開発して、国内自給率向上に役立ててほしいところです。
秋田の八郎潟でも、かつては、わざわざ減反したり、バカなことばかりやってちゃダメですから。

しかしまあ、干拓地の量産農業だと、良食味米の評価は、なかなかつかない感じかも。

実際のところは、臨海部の干拓地は産業開発、駅に近い内陸部の水田は、宅地化が多いですけどね。
杉村 敏夫
機能喪失した渡り鳥
http://www.subaru25.com
「オンブにダッコに肩車」。卸売市場制度もまさにそうでした。80年も続いたので立派なものでした。しかし完全な制度疲労です。渡り鳥が春がきても自力で飛び立つことができないのです。機能喪失です。まさに「オンブにダッコに肩車」、「温室育ち」でしたから・・・。
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