市川稔の米(マイ)情報

知財立国

日本の行く末は、モノ作りではなくて、どういうモノを作るのか?

どういう作り方をするのか? そういうことが重要になりました。
 
モノ作りの現場は付加価値が薄くなってきています。

たとえば靴。 靴は韓国が強かったけれど(ナイキも最初は韓国がほとんどだった)今や、中国が多いですね。

でも、顧客は「中国製」の靴を買うという意識は薄く、ナイキの靴を買っているわけです。

小売価格を100として、製造原価(工場出荷価格)、流通経費、小売マージンなどありますが、ナイキが価格を決定しているわけです。

ブランドを持ち、価格を決定しているわけです。

そこに一番の付加価値があります。

モノ作りの現場より、どんなモノを、なにを、どのように作るのか?

そういうソフト的なことに最大の付加価値があるわけです。

日本は技術を磨き上げることが一番大切です。

モノを作るところは世界中の中で最適工場を探すことになります。

知的財産がカギですね。

技術、特許、デザインなどのソフト的なことが大切であって、それらのロイヤリティを受け取る側にならなくてはいけませんね。


農業も小売業も同様な考えに立つと面白いですね。


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