市川稔の米(マイ)情報

大自然との共生

暑すぎる夏

北日本、北海道までもが高温に見舞われている

日本海側ではフェーン現象で高温の空気が

お米に関しては胴割れも心配

地球環境は人間の力でどうにもならないこともたくさん

逆に言えば、人間の存在が地球に対していたずらしている


「維新伝心」本の中から

本文では140p、141p

自然と上手に付き合っていかないといけませんね


大自然との共生

 日本列島は災害列島でもあります。
巨大地震がいつどこに起きるか予測することは現状では不可能。
豪雨による災害も頻度を増しています。
日本は国土の六七%が森林です。
世界でも森林率が高いフィンランドやスウェーデンに並ぶトップクラスの森林国(出典:林野庁)
日本の特徴として「ため池」が多いことが挙げられます。
農水省によると、全国に約二〇万箇所存在し、特に西日本に多い。
ため池の約七〇%は江戸時代以前に築造されたものだそうです。
ポンプの無い時代、水は高いところから低いところにしか流れない。
また、日本は山から海まで距離が短いところが多く、降った雨は急流を流れあっという間に流れてしまうところが多い。
ため池は、農業用水の確保に大きな役割果たし、生物の生育、生育場所の確保、地域の憩いの場の提供など多面的な機能を有しているとしている。ため池を巨大にしたものがダムですね。日本は治水管理ということが歴史でもあります。
また、日本に居ると水道の水をそのまま飲むことが出来る。ごくあたりまえのことですが、世界の国々で水道の水をそのまま飲めるのはおよそ十五カ国しかないそうです。
日本の浄水技術は高い。インフラ輸出として行っているところもあります。日本の水道水は安全ですが、それでもミネラルウオーター買うのもごく普通になっています。
水田は保水機能やダム機能¬¬¬あるとよく言われます。
水田は人間が精密に作り出したもので自然のものではありません。
管理も必要です。でも、水を作り出すことは出来ないので大切な水を管理して使います。
私たち人間は大自然と共生していかねば生きてはいけない。
大自然は共生の原理が働き人間がコントロールすることは出来ません。
時に牙をむくこともあります。
日本列島は大変恵まれた地形であると同時に大災害と向き合ってきました。次世代、次々世代のためにも国土強靭化計画というものを推進していかねばなりません。
一方で、人間の強欲、人間の都合でなく、大自然と共生して未来を創るという共創の考え方が大事ではないでしょうか。







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