先月「私は貝になりたい」を観て来ました。
鑑賞された方も多いと思います。
題材はけっこう重たい内容なのですが上手に演出しています。
戦争の悲惨さ。
普通の国民が赤紙(召集令状)一枚で軍隊に強制的に入る。
敗戦。
東京裁判。
映画はストーリーがあり、脚本が大事だし、監督と主演する俳優で大きく変わるし。
美術や小道具、照明といった多くのスタッフが一丸となって製作。
一流のスタッフ
主演の仲居正広さんの演技はたいしたものです。
この映画のために減量し坊主頭にし。
私は貝になりたい、詳しいいきさつはこちらから。
ウキペティア 私は貝になりたい
小生も涙しながらこの映画を観ました。
戦争とは悲惨なもの理不尽なもの。
勝つと負けるでは天地の違いがあること。
理不尽な判決で絞首刑になる主人公豊松(仲居)がいう「私は貝になりたい」という遺書。
大東亜戦争で日本各地の都市が空襲を受けた。
そこに使われたのは焼夷弾と言い、日本の木造家屋を焼き払うために開発された戦略兵器。屋根から貫通して着弾。そして中の燃料が燃え上がる。
非難中の人に直撃して即死という例も多数。
詳しくはこちら
巣鴨プリズンでは矢野中将・軍司令官(石坂浩二)はすべて自分の責任であり部下は無実であると言って進んで死刑判決を受け絞首刑になってゆく。
その時に一般国民に対する無差別攻撃は戦時国際法違反だと強く主張するが・・・
それから一年後、
清水豊松は捕虜殺害に直接手を下したということで絞首刑になる。
戦争によって一市民の平和が引き裂かれ壊された。
こういう映画はたくさんの人に観てほしい。
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