英国企業なのでポンド。
約240億ポンドというのは現在のレートで3,3兆円だという。
ポンド安だから買収を決めたのかというメディアの質問にはそういうことはないと答えている。
そもそも、現状の売上高と利益率、利益額から見ても3,3兆円というのは破格の金額でありまして。
ポンドが安い高いという次元の話しではない。
孫社長は常に次の時代に大きく成長する分野の企業を買収してきた。
今回の買収にあたり、2兆円は手元資金で、1兆円はつなぎ融資ですぐに返済するという。
アリババの株を一部売却したりして資金を捻出しているのだ。
ARM
ソフトバンクについては、いろいろ言われることがありますが、小生は日本にとってこういう積極的な企業があることは素晴らしいことだと思っています。
世界を舞台に活躍する日本企業。
古い製造業ではなく、次世代に大きく花開く産業を見つけ投資し花を咲かせる。
すべのものがインターネットにつながる社会。
孫社長によると、モバイルブロードバンドが爆発的に普及したように、次にやってくるパラダイムシフトが「IoT」であると言います。
自動車が自動運転を担うようになり、家庭やオフィス、電柱の一本一本、人工知能が解析する情報を集めるセンサーなど、
ありとあらゆるモノがインターネットに繋がる...
そんな未来が到来すれば、こうした分野に独自の基盤技術を有するARMの潜在的な市場価値はどんどん大きくなるというのです。
会見より↑
日本の名門企業といわれた大企業が一連の不祥事を起こしました。
東芝の粉飾決算など典型です。
上にものを言えない風土
幹部は社内の出世競争に明け暮れ
安定志向の社員がほとんどで
ソフトバンクの未来がどうなるか誰にも分かりません。
が、
こういう日本の企業がどんどん生まれないと日本は取り残されてしまう。
中小企業も常にチャレンジする気持ちが大切です。
賭けをするのではなく、可能性を探り、自社が生きる道を探す。
棲むところを自らみつけるということです。
メディアの論調を以下に。
東洋経済オンライン
日経新聞
英政府「歓迎できる」
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事