市川稔の米(マイ)情報

起業家が育たないのはなぜ?

地方経済の落ち込み。


日本経済の先行き。


特に地方経済が悪いと言われ続けている。


廃業が開業より多い。


商工会議所、商工会は会員数の減少に悩まされている。


分析 NTTデータ研究所



開業・廃業率、アメリカは日本の倍あるそうだ。


開業どんどんするが、廃業もたくさんある。


その中で成功する企業が生まれる。



独立開業



その意味を理解していない経営者が多い。



小生、いつも言っていることだが、



零細から脱却しなさい



零細企業とはどういう位置づけか?


小生に云わせれば、



自分の働きが稼ぎのほとんど



という状態のことを言う。




その状態がずっと続くとどうなるか?



日本人の潜在意識の中にある仕事とは?


今でも、



長時間働くことが美徳というイメージがあるのでは?




飲食店はそういうケースが多いですね。


オーナーシェフなどという単語があるくらいだし。


ラーメン屋も多い。



職人系ということになる。



小生、いつも言ってることですが、


それでは、


勉強に出かけること出来ない。


旅行に出かけることも出来ない。


家族と大切な時間を過ごすことも出来ない。


病気になればそれで終了ということを意味します。



会社というものは、社長がいなくてもちゃんと動く仕組みを作ることが必要です。



零細企業の社員は社長の手足となって動く。


社長の指示で動く。


その状態が延々と続く。



経営者マインドとかわけのわからないことを言う場合もありますね。



この先、景気が良くなるのか悪くなるのかみたいな。


強気で行くか、弱気でいくかとか。


設備投資マインドが弱いとか。


これらはみなほとんど意味がありません。



景気と自社の経営はほとんど無関係です。


あなたの会社が無くなっても世間は困りません。



魅力的な商品・サービスを作る、販売する。


顧客があなたの会社が提供する商品・サービスにどれだけ満足するかどうかです。




だから、



起業とは、長時間社長が働くということではありません。


結果として、寝ても覚めても会社のことを考えてはいるでしょうが、働き手の中心になってはいけない。


それは、零細が永遠に続くことを意味します。



起業の意味



開業の意味


これをはき違えている人があまりにも多い。




そして、



現状、零細企業から脱却出来ず、売れないのは景気のせいにしている人は永遠にそのままです。

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